浅草観音温泉

osyousan2009-05-06


曇り空。
4月はじめの気温。
季節が逆戻りしたようだ。


南越谷ロータリー入り口に「放置車両確認巡回中」という車が止まっている。
駐車禁止の取り締まりである。
パチンコ屋の前の車が狙われたようだ。


車越しにそれが見える。


浅草に出る。
雷門のところで人力車に乗った花嫁を発見。
当然隣に花婿も。
周囲から拍手。


六区の映画街を歩く。
3本建て1,200円の映画館があった。
おや、昨晩DVDで観た「ザ・マジックアワー」だ。
それと「網走番外地」「総長への道」。
共通項は任侠映画



浅草寺は50年ぶりの改装工事。
屋根瓦の吹替えを2年がかりでやるそうだ。
スケールが大きい。



境内の裏にある浅草観音温泉に行く。
ここは朝の6時半から営業をしている。
蔦の絡まる古い建物が情緒がある。



入り口で入浴料金700円と貸タオルとシャンプー剃刀代金を払う。
この連休中不精ひげを伸ばしていたからさっぱりしたい。


男湯に入ると客は誰もいない。
「一瞬のうちにロッカーの鍵をすり替えて現金等を持ち逃げする事件がありました。土日は競馬があり特に気をつけてください」という張り紙。
その横に「下の部分を洗ってから入浴してください」のマナーの注意。
はい、わかりました!


鼻歌を歌いながら湯船に。
すると壁の向こうから水音。
女湯にも客がいるようだ。


シャンプーで頭を洗いその泡で体を洗う。
そして気持ちよく髭をあたった。


男湯の戸をあけて外に出る。
そこは廊下になっている。
後ろで女湯の戸が開く音がする。
お年寄りだろうと思っていたが、若い女性だった。
それも一人。


湯上りのいい気分でまた六区のほうへ、さてどこで昼を食べようか。
山田うどんの看板が面白い。
うどんを持ち上げる赤い箸が上下に動いているのだ。


そこで先ほど温泉で会った女性とばったり。
「どうも、またお会いしましたね、観光ですか?」と声をかけた。
一瞬とまどった女性、私の善良そうな笑顔(?)を見て安心したのか「家にいてもひまですから、、センソウジってどこですか?アサクサ寺は見ましたが。えっ、同じですか。」と驚く。


こっちが驚いた。
じゃあ、とそのまま交差した。
若い時なら「食事でもどうですか?」と誘ったかも。
この年になると、若い人との会話はわずらわしい。


「ニュー浅草」に入る。
今日の日替わり定食は「ブリ大根定食」580円。
これにした。


TVの見える丸テーブルに座る。
外国人がたくさん入ってくる。
みんな2階。


定食の後、横の人が食べている「たぬき豆腐」が旨そうに見えたので同じものを追加。
やっぱり旨い。
それに300円と安い。


旨い、旨いと食べていて急に気がついた。
左の口元をさわる。
食べかすがついていないか、と。


最近、娘に「口についているわよ」と注意されるからだ。


外に出ると雨が降り出した。
雷門の信号をわたりコンビニで525円の傘を買った。
場所柄ここにも外人親子がいた。


仲見世通りに托鉢のお坊さんがいた。
小銭をお椀に入れて「写真、いいですか?」と聞く。
うなずいたので一枚。



新しくできた落花生の専門店で塩をまぶした落花生を買う。
店員に「皮を剥かないで食べるとポリフェノールがあり、体にもいいですよ」と言われた。


例によって浅草駅から眠って新越谷駅まで。
今日で私のゴールデンウィークは終わった..。


最後はムック。