藤と富士

osyousan2009-04-15


夜来の雨もあがって清々しい青空。
ムックの散歩で武蔵野線沿いを歩く。
ムックは縁石の上にぴょんと乗った。



ご近所にある藤の花が咲きだした。
桜が終わると藤、そしてツツジである。



これだけいい天気だと気分よく出勤。
今日はカバンを持たないで手ぶら。


職場の窓からくっきりと富士山が見えた。
朝から藤の花と富士山。


ある会社に電子メールで長文のメッセージを送る。
しかしエラー。
電話で聞いたアドレスが違うのか。

じっくり眺めたら一文字抜けていた。
もう一度。
だがまたエラー。


相手に電話して確認。
合っている。
うーん。


落ち着いて再度チェック。
なんとドットマークを2回も入れていた。
文章を3回も打ちなおして午前中いっぱいかかってしまった。
効率が悪い仕事をやっているなあ。


昼食は玉蔵院の通りにある「T平」に行く。
60代夫婦がやっている店。
夜は居酒屋に変身する。


ここで魚定食。
味りんに浸けた鯖だった。


カウンターの隣に座った営業マン風が味噌汁をこぼした。
「すみません、こぼしちゃった」と助けを呼ぶ。
店主が、しょうがないなあ、という顔で新しい味噌汁を運ぶ。


ご飯は多めだが、生卵がつくのであっという間に食べ終わる。


食べ終わって外に出ると救急車のサイレン。
そぐそばでとまる。
救急隊が中山道にある「吉野家」に入っていく。


白髪の老人が牛丼を食べ終わってから倒れたようだ。
その場でAEDを使って心臓マッサージをやっている。
5分くらいしてストレッチャーで救急車に運ばれた。


吉野家」の店長が老人に返す釣銭を救急隊員に手渡していた。
生々しいショッキングな現場を目撃した。
その間も他の客は牛丼をかっこんでいる。



仕事帰りに床屋に寄る。
赤・青・白のサインボールがクルクルと7本も回っている。
これは目立つ。

「貴重品をお出しになって上着を」と言われる。
上着から携帯、デジカメを取り出しハンガーにかける。
財布はもともとズボンの後ろポケットにある。


ラジオではニッポン放送のヤクルト・巨人戦。



娘夫婦と我が家で夕食。
途中で充電器に置いてある携帯電話が鳴る。
誰からだろう?


出ると居酒屋「R甲」のマスターから。
5月半ばで閉店するとのことだった。
やっぱり。
近々飲みに行くことを約束する。