カラオケ兄弟
朝から曇り空。
昼すぎから雨が降るとの天気予報。
我が家では朝食はキッチンでキチンととる。
そして情報はラジオ。
最近は文化放送の「吉田照美ソコダイジナトコ」を聞いている。
食後にヨーグルトを食べるとムックが私を注目する。
空になったカップを器用に手で押さえて中を舐めるのだ。
昼にビルの外を出るとぽつりぽつりと来た。
傘を差すほどではない。
今日はビルの中のトンネル街を通る。
そこにある手打ちうどんの「かわ田や」に入る。
注文したのは、きざみネギきつねうどん。
ちょっと油揚げが多すぎ?
帰り、南浦和駅でカバンの携帯を見ると電話が入っていた。
3回も。
発信人は長兄だった。
「今、東京の用事が終わり帰るところ、たまには飲もう」というもの。
南越谷駅で待ち合わせ。
駅裏の「T船」に入る。
雨宿りをしているのか客でいっぱいだった。
長兄と二人、外で飲むのは久し振りである。
瓶ビールを飲み、刺身の3点盛り、焼きとんなどを食べる。
4兄弟の長男と末っ子、年齢は7つも違う。
しかし、一番本音で話ができる。
おや、居酒屋「M」でよく会うM山先生が入ってきてカウンターに座る。
その隣の女性と大声で親しそうに話をしていた。
ビールの次はレモンハイ。
いい気持になったので1時間半で店を出る。
帰りにカウンターにいるM先生の肩をポン!と叩いた。
その後、我々二人はカラオケボックスに行く。
還暦をとおに過ぎた兄弟が二人っきりでカラオケボックスなんて実に奇妙である。
兄弟でなければ「あの2人変な関係?」と疑われそうだ。
兄は自慢のだみ声で演歌を歌う。
私も負けていない。
演歌兄弟!カラオケ兄弟!