浅草寺の花まつり
今日はお休みをもらった。
なにしろ月の半分はお休みである。
ムックと葛西用水の公園へ。
花桃が咲きだした。
10代の女性みたいな可愛らしい花だ。
ムックが気になるのはよそのワンコ。
ベンチにビールのロング缶が置いてある。
どこかのオヤジが花を見ながら寂しく飲んだのか?
マナーが悪い。
朝食後、痛風の薬をもらいにT橋クリニックへ。
ベランダから私を見送るムック。
クリニックの前にある桜が満開だ。
先月、前立腺がん検査のときは不安いっぱいでここを訪れた。
その時はこんなに見事な桜は咲いていなかった。
時間は偉大である。
クリニックの帰り、着飾った若奥様とランドセルの子供を何組も見た。
そうか、今日は入学式。
おや、夫婦と子供の3人で参列!
幸せの後姿をパチリ!
今日もポカポカ陽気、どっちかというと初夏に近い気温。
浅草に出る。
手前にある業平橋駅のところに東京スカイツリーの工事が始まっている。
まだ基礎工事である。
隅田川の桜は散り始めていたが、このいい天気で水上バスは大変な人気。
浅草ーお台場60分である。
浅草寺に行くと蘭の花をもった観光客が目立つ。
何だろう?
やっとわかった。
今日はお釈迦様の誕生日、つまり花まつりである。
宝蔵門のところで蘭の花を無料で配っていた。
当然私も貰った。
その次は甘酒の無料配布。
甘酒好きなママを連れてくればよかった!
昼は「ニュー浅草」に入る。
TVが見える特等席に座った。
隣に30半ばの女性客がいた。
あのオヤジわざと女性の隣に座ったな、と思われたかも知れない。
TVはテレ朝の番組で、写真家の篠山紀信が出ていた。
樋口可南子のヘアヌード、宮沢りえ18歳のヌードを撮った写真家である。
今から30年以上前、友人Nの結婚式で来賓として出席した篠山紀信を見たことがある。
Nはその結婚式の相手とは離婚しているが..。
今や上場企業の社長様。
特等席テーブルには70半ばの爺さんが二人いて、お互いに注文したものを分け合って食べていた。
そして注文するときに女店員をからかっている。
やっぱりここは浅草である。
ニュー浅草で飲んだのは瓶ビールと梅サワー。
そして食べたのはイワシの刺身とモヤシ揚げ豆腐、そして昭和のオムレツ。
いい気持でまた仲見世を歩く。
浅草寺手前にある桜が風に吹かれてハラハラと散っている。
ちょっと幻想的な光景だ。
六区の寿司屋横丁で蛇骨湯の看板が目にとまった。
おお、そうだ昔この銭湯に入ったことがある。
昭和の面影が残るいい銭湯である。
今日はアルコールが入っているのでやめよう。
雷門のところで美しい和服の外人をみつけた。
携帯電話をしている。
ちょっと見には若い時のイーデス・ハンソンみたいだ。
3時間ばかり浅草をぶらついて東武線浅草駅から始発に乗ってグーグー寝て帰る。
夕方はムックと南越谷公園に散歩。
散りゆく桜を名残惜しんでいる人たちがいる。
我が家の夕食。
娘がワインのつまみでサラダを作る。
それがこれ。