浅草寺の花まつり

osyousan2009-04-08


今日はお休みをもらった。
なにしろ月の半分はお休みである。


ムックと葛西用水の公園へ。
花桃が咲きだした。
10代の女性みたいな可愛らしい花だ。


ムックが気になるのはよそのワンコ。
ベンチにビールのロング缶が置いてある。
どこかのオヤジが花を見ながら寂しく飲んだのか?
マナーが悪い。



朝食後、痛風の薬をもらいにT橋クリニックへ。
ベランダから私を見送るムック。
クリニックの前にある桜が満開だ。


先月、前立腺がん検査のときは不安いっぱいでここを訪れた。
その時はこんなに見事な桜は咲いていなかった。
時間は偉大である。



クリニックの帰り、着飾った若奥様とランドセルの子供を何組も見た。
そうか、今日は入学式。
おや、夫婦と子供の3人で参列!
幸せの後姿をパチリ!



今日もポカポカ陽気、どっちかというと初夏に近い気温。
浅草に出る。


手前にある業平橋駅のところに東京スカイツリーの工事が始まっている。
まだ基礎工事である。



隅田川の桜は散り始めていたが、このいい天気で水上バスは大変な人気。
浅草ーお台場60分である。




浅草寺に行くと蘭の花をもった観光客が目立つ。
何だろう?


やっとわかった。
今日はお釈迦様の誕生日、つまり花まつりである。
宝蔵門のところで蘭の花を無料で配っていた。


当然私も貰った。
その次は甘酒の無料配布。
甘酒好きなママを連れてくればよかった!


紙コップで飲んだら甘酒じゃなくて甘茶だった。


昼は「ニュー浅草」に入る。
TVが見える特等席に座った。
隣に30半ばの女性客がいた。


あのオヤジわざと女性の隣に座ったな、と思われたかも知れない。
TVはテレ朝の番組で、写真家の篠山紀信が出ていた。
樋口可南子ヘアヌード宮沢りえ18歳のヌードを撮った写真家である。



今から30年以上前、友人Nの結婚式で来賓として出席した篠山紀信を見たことがある。
Nはその結婚式の相手とは離婚しているが..。
今や上場企業の社長様。


特等席テーブルには70半ばの爺さんが二人いて、お互いに注文したものを分け合って食べていた。
そして注文するときに女店員をからかっている。
やっぱりここは浅草である。


ニュー浅草で飲んだのは瓶ビールと梅サワー。
そして食べたのはイワシの刺身とモヤシ揚げ豆腐、そして昭和のオムレツ。


いい気持でまた仲見世を歩く。
浅草寺手前にある桜が風に吹かれてハラハラと散っている。
ちょっと幻想的な光景だ。



六区の寿司屋横丁で蛇骨湯の看板が目にとまった。
おお、そうだ昔この銭湯に入ったことがある。
昭和の面影が残るいい銭湯である。
今日はアルコールが入っているのでやめよう。



雷門のところで美しい和服の外人をみつけた。
携帯電話をしている。
ちょっと見には若い時のイーデス・ハンソンみたいだ。



3時間ばかり浅草をぶらついて東武線浅草駅から始発に乗ってグーグー寝て帰る。



夕方はムックと南越谷公園に散歩。
散りゆく桜を名残惜しんでいる人たちがいる。



我が家の夕食。
娘がワインのつまみでサラダを作る。
それがこれ。



最後は当然ムックの写真。
グレーの瞳が外人のようだ。