健介の店

osyousan2009-04-02


空は晴れているが風が強い。
駅まで自転車を身を低くして漕ぐ。
途中にあるグランドのネットが強風で膨らんでいた。


武蔵野線は案の定遅れている。
売店週刊文春を買ってゆっくりとホームにあがる。
電車は3分くらい遅れてやってきた。


南浦和に着くと通路は通勤客で溢れた。
身動きできない人の塊も階段になると順序よく流れる。



今日の昼もボスと「ももや」。
盛りそばを食べた。



朝、伊勢丹の壁に「堂島ロール」の張り紙があったのを思い出し、昼食後一人でデパ地下へ。



地下食料品の出口にモンシュシュの店があった。
誰も並んでいない。
堂島ロール買えるの?」と聞いた。


彫が深い顔をした店員が「申し訳ありません、整理券を持っていないお客様には販売できません」と言う。
やっぱり。


諦めきれないので「整理券をもらうためにはどうしたらいいんですか?」と聞くと、申し訳なさそうに「朝の9時から地下入口に並んでいただきます」と言われた。
そうなんだ。
やっぱり。



夕方、居酒屋「M」に行く。
カウンターにM山先生がいた。
ちょうど帰るところだった。


私を見ると「おお、じゃあもう一杯日本酒とカツオの刺身を食べよう」と座り直した。
同じ下町出身の先生は私と話すのが好きのようだ。


先生は本来は産婦人科
でも今はパート医である。


今日は大学の健康診断で生徒を300人診察したそうだ。
聴診器を胸に当てて一人1分のスピード診察。


いい加減である。


今日は焼きとんかしらとしめサバそして厚揚げキムチ。




居酒屋「M」を出てほろ酔い気分で帰路につく。
途中で土産が買いたくなった。
これは病気である。


サンシティのところにプロレスラー佐々木健介の店がオープンした。
白いタイ焼きや「尾長屋」である。
この店に並ぶ。


買ったのは黒あんとカスタード。
注文してお金を払い名前を呼ばれるまで待つ方式。
胡蝶蘭小林幸子の名前があった。




家に帰りタイ焼きの包みを開けた。
佐々木健介が包み紙に描かれていた。
モチモチするタイ焼きの皮が特徴。



最近のムックは眼の下の涙焼けが目立つ。
この目は人間みたいだ。