越生の大高取山と梅林
今日は山歩き会で、越生の大高取山に登り、そのあと梅林に寄る。
晴れているが風が冷たい。
一旦厚いジャンバーを着たが、歩けば暑くなるだろうと思い直して薄いやつに代えた。
武蔵野線で北朝霞まで行き東武東上線に乗り換える。
家を出てから目的地の越生まで1時間40分。
今回は比較的近場と言えるだろう。
神奈川県から来る仲間は3時間をかけて集合する。
山登りは電車に乗った時から始まっているのだ。
越生駅には「梅まつり」の看板。
しかし、咲き具合は5分咲きとあった。
今回の参加者は14名。
女性が3人もいる。
華やかである。
1時間ばかり一気に登ると体が熱くなる。
I澤リーダーの「着ているものを脱いで体温を調節してくださーい」との号令。
小休止して全員が厚ぼったい上着を脱ぎだした。
I澤さんは、K井さんがお休みなのでピンチヒッターのリーダーである。
お世話になります。
山門の横に吊鐘がある。
こういうものがあるとすぐに撞きたくなる。
勢いをつけてゴ〜ンと撞いた。
するとそばに立札があった。
「鐘は静かに撞いて余韻をお楽しみください」
ちょっと強すぎたか。
桂木観音のお参りが終わるとまた元の分岐点に戻る。
これが上りなのでキツイ。
やっと大高山に到着。
ほぼ予定通り。
ここで昼食。
頂上は木に遮られ太陽の日が届かないので寒い。
山を下りると暖かい日を浴びてホッとした。
ここから梅林まで道路を歩く。
山腹に杉の木が目立つ。
そして茶色いスギ花粉が見える。
思わずマスクをかけ直した。
越生の梅林に到着。
まだ満開まで程遠い。
それでも200円を払って入園。
梅林の下に福寿草が群生していた。
これも7分咲きくらいかな?
ここで40分の自由時間。
I澤さんと紅白のテント前にあるテーブルに座り、味噌でんがくをつまんで缶ビール。
いや、I澤さんはワンカップだった。
梅林入り口で記念写真。
でも逆光。
来たという証拠写真だからいいや!(初めの小さな写真がそれ)
梅林を出て駅までテクテク歩く。
途中にある一般の梅林のほうが花がよく開いていたので、また全員そろい写真を撮った。
やっと越生駅に到着。
山登り会の顧問K林さんが反省会の蕎麦屋さんを見つけてくれた。
山登り会の楽しみにこの反省会がある。
平たく言えば酒飲み会であるが..。
入った蕎麦屋は「七福」。
昼食タイムが終わって休憩時間なのに無理やり開かせたのだ。
すみません。
参加者は12名。
しかし、女将さんが「蕎麦は11人前しかありません、あとはウドンです。」と言う。
気を利かせたE藤さんが「私はうどんでいいです!」と手をあげる。
美しい犠牲的精神。
蕎麦が出るまでお新香、冷奴、板わさなどのおつまみでビールや焼酎をいただく。
そして美味しそうな蕎麦が運ばれてきた。
私の前に座ったT山さんが「私、うどんが好きなの」と言ってE藤さんが食べていたうどんと自分の蕎麦を交換した。
するとE藤さんは「あー!ほんとうにうどんが食べたいのに〜」と叫んだ。
なーんだ。
そんなこんなでみんな赤い顔をして越生発4時の電車に乗り込んだ。
真っ赤な顔をして帰宅した私に真っ赤な洋服を着てお出迎えしてくれたムック。