ぬれ鼠先輩!

osyousan2009-01-23


朝、まだ小雨が残っていた。
ムックをカンガルー抱っこに入れて傘をさして散歩に出る。
行く先は屋根のあるところ。
そう陸橋下でる。


目の前を小さな鳥が2羽飛んでいる。
すごいスピード。
そして山茶花の木にとまった。


うぐいす?
良く見たらメジロのツガイである。
花を食べるのか?


娘はバイト、そしてママはスイミングにお出かけ。
残された私はムックと留守番。


昼近くなると雨はあがり、陽がさしてきた。
そこでムックをカンガルー抱っこに入れて信用金庫へ行く。
帰りに水たまりが残っている公園に寄る。



昼食は一人で「T食堂」へ行く。



1時過ぎていたのでテーブル席が空いていた。
今日の日替わり定食をライス半分で注文。


内容はブリの味噌漬けとヒジキ、お新香、味噌汁である。


同時に瓶ビールもたのむ。
ここが好きなのは大瓶ビールが450円だということ。
こんな店はめったにない。


店を見渡したら隅にいつもの男がいた。
端正な顔立ちをした50歳後半の男である。
すでにチューハイを5杯は飲んでいるだろう。


パートの店員は40歳半ばの明るい女性。
息子が高校受験だと言う。
この年代は子供の教育費が大変だ。


昼のビールは効く。
たった1本ですっかりいい気分。
陸橋の上にのぼってみた。


目の下を武蔵野線が通る。


家に帰ると濡れ縁で日向ぼっこをしているムックがいた。
このワンコは日だまりが大好きである。



ママが電話したので住宅会社のリフォーム担当がやってきた。
昨年から雨どいが壊れてポタポタとうるさい。
担当のオニイチャン、紐がついた高層梯子をスルスルと伸ばす。


しかし、途中で動きが止まった。
首を捻っている。
ママに言われて私も一緒に紐を引っ張る。
やっと2階の屋根まで届いた。


オニイチャン、靴を履き替えてトントンと梯子を登った。
梯子から屋根の上にぴょんと乗り移る。
さすが!と手を叩きたくなった。



雨どいの外れを、1分もかからずチョイチョイと直してしまった。
もう一か所ある。
「こっちの雨どいは割れてますから、ちゃんと足場を組んでやらないとダメです」と冷たい。



夕方、ムックの散歩。
用水脇の公園は、雨上がりで下が汚れていた。


散歩から戻ってきたらママが腕をまくって待っていた。
洗面所にお湯を張って、ムックをきれいに洗う。
ムックはご覧の通りぬれ鼠。


きっと嫌なんだろう。
しかし、鳴かないし逃げない。
えらい、さすが「ぬれ鼠先輩」!