朝青龍ファンの先生
ラジオ体操が終わって暫くたつとヤクルトおばさんがやってくる。
ヤクルトかその日によってヨーグルトを買う。
健康のため、と思って。
その後、ドアを開けて大男があらわれた。
いつもコメントを書いてくれる早乙女さんだった。
時には田吾作というペンネーム。
しょうがない、ボスに紹介した。
越谷レイクタウンにある献血センターのチラシを持ってきた。
彼の趣味は献血である。
早乙女さん、今日は遅番だから余裕がある。
昼は「刀削麺酒家」。
ここに来ると当然、タンタンメンを食べる。
2階からおばちゃんが2人下りてきた。
「この人初めて来たの、料理やっているところ見せてね」と言いながら調理場のほうに行く。2人はガラス越しにコックが麺を飛ばしている様子を見て満足。
おばちゃん、私の方を指さして「あれ、本物の唐辛子、きれい!」と叫ぶ。
本物のはずかない縫いぐるみの唐辛子。
このんなかっこうをしているのだ。
仕事帰りに居酒屋「Mてん」に寄る。
カウンターにM先生がいた。
すっかりできあがあがっていて声が大きい。
TVでは大相撲をやっていた。
M山先生は朝青龍のフアン。
先生の前では「朝青龍、負けろ!」とは言えない。
先生は相撲の勝負はそっちのけで横審の内館委員についての批判をぶちあげる。
「女は男の世界に口を挟むな!」というもの。
すると後ろの座敷から「先生!あんたは女を診察してお金を稼いでいるんだろ!」という声。
その通り。
M先生は産婦人科である。
今夜食べたのはお通しの中落ちとカレイの煮付け、そして焼きとんのカシラ、厚揚げキムチ。
そして最後はレバ刺しをごま油でいただく。
M先生がか帰った後は、物静かなT口さんとゴルフのお話。
T口さんは今年の年男。
トイレに綺麗なサクラソウが活けてあった。
ここのママは花が大好きである。
造花じゃない生花の魅力を感じる。
いつも我々の話を微笑んで聞いているマスター。
ちょっとデジカメで撮ってみた。
実は大変な遊び人である。
いつもより30分も長居してしまった。
それはM先生がボリビアのホテルでインデアンの霊を見たという話を聞いたからだ。
これは面白かった。
今から15年前に勤務医だった頃、研修旅行でボリビアに行った話。
霊など信じなかった先生が実際に見て考えが変わったそうだ。
いつもどおり最後はムック。
ボリビアのインデアンの霊ではありません。