尻餅

osyousan2008-10-06


浦和駅の階段を上るとコオロギの鳴き声がする。
駅のスピーカーからだ。
殺伐とした心が安らぐ?


そう言えばわが家の庭で鳴いていた『ヒッヒッヒッ』という秋の虫。
いつの間にかTVの後ろから聞こえてきた。
趣がある侵入者。


1時から遅い昼食。
今日は電話当番だった。
さて何を食べよう?


そうだ、『刀削麺酒家』に行こう!
厨房が間近に見える席に座る。
坦々麺を注文すると麺のかたまりを小脇に抱えたコックが登場。


バイオリンを弾くように小さなナイフで麺をカット。
細長く削られた麺は生き物のように熱湯鍋に飛んで行く。
一人前だと1分くらいでOK。



フラッシュを焚かないで撮るとこような写真。
フラッシュは、人目を引くことになる。


朝の雨は昼にはあがった。
これは天気予想通り。
蒸し暑くなって来た。



地元駅でバスの列に並ぶ。
今朝はママに送ってもらったからだ。


一番前にいたずらっ子2人を連れた30代後半のお母さん。
じっとしていない。
すぐそばを車が通るから危ない。


来たバスに乗り込む。
乗ってから気がついたが、このバスSuicaが使えるのだ。
後ろの席に座った。


込んで来た。
私が下りる停留場に着くと『すみません』を連発しながら人をかき分ける。
動かないオヤジがいる。
私は重いカバンを前に下げていた。
バランスを崩した私は尻餅をついてしまった。


まるで酔っぱらいみたい。
恥ずかしい。


女学生の集団がいたら大笑いされただろう。


100円をポンと料金箱に入れ、足早に外に出る。
バスの脇を通り過ぎるとき、上から乗客の視線を感じた。
こんな時は照れ笑いをしている。



今日は休肝日。
だから夕食も、実におとなしい。
別人である。


ムックもおとなしい。