霧雨模様の御宿
4時30分に起きる。
御宿に出発する予定は5時半。
ムックは息子に預けたので散歩はなし。
朝食のおにぎり作りや、洗濯をするママは大変である。
義母を乗せわが家を出たのは5時36分だった。
東京に行き義兄が合流したのは6時。
期待通りの曇り空。
海に遊びにいくわけじゃないのでこの天気はありがたい。
御宿には9時ちょい前に着いた。
朝市を歩く頃は、気にならないほどの細かい雨。
房総名物の籠を背負ったオバチャンがいた。
車がやっと通れる細い道。
正面に大福寺がある。
境内に苔むした仏像。
四方を小高い山に囲まれた墓地で義母が手を合わす。
空にはトンビが舞っていた。
墓参りを終えると御宿海岸に出る。
低い雨雲が立ちこめている空の向の下に沢山のサーファーが見える。
その次は親戚のお墓を回る。
そして11時には早い昼食。
御宿の手前の大原にある伊勢エビ専門の大店に寄る。
入り口にある生け簀にはご覧のように沢山の伊勢エビ。
説明がなければ何だかわからん。
食べたのは伊勢エビ定食。
これが豪華で、刺身と蒸した2匹の伊勢エビが出てくるのだ。
後ろにいた夫婦もこれを食べていた。
一人前3,500円。
これにホタテのバター炒めや特大の天丼を食べた。
天丼はタレの味がイマイチだった。
そして生ビール。
ここから運転はママがやってくれる。
今日はお盆U−ターン渋滞のピーク。
楽しみの後に疲れあり。
明日から会社、というオトウサンが多いだろう。
早く出たため京葉道路は、思ったより順調だった。
義母、義兄を実家に送り届けて産業道路に出たら、すごい雨。
昨晩を思い出した。
わが家に着くと息子とazuちゃんがムックを連れて来ていた。
話を聞いたら「別に寂しがらなかった」らしい。
これにはガッカリ。
それでも緊張していたんだろう、座椅子の背もたれの上で長々と寝ている。
NHKBSで「作曲家阿久悠の世界」をやっていた。
なんと7時から11時まで。
しばし懐かしい名曲にうっとり。
阿久悠の詩の特徴は「あいまい、遊び心、アナログ、クレーゾーン」と分析。
なるほど。
詩の受け手に想像させる。