まるで麻薬のようだね。

osyousan2008-07-15


朝のムックのコースは、武蔵野線の土手横を通り陸橋まで行き、ここでウンチ。
その後は神社を通って家に帰る。平日の散歩は20分で終わる。
神社の横に四畳半くらいの公園がある。


近所の人が適当に花を植えているが雑草もすごい。
いま咲いているのはこんな花。



朝刊の3面を広げたら「あたまを抱える漁師」という記事。
ガソリンが高騰して魚を獲っても儲けがない、とストライキらしい。
その下に大きな写真。それは車座の漁師。中央の漁師が頭を抱えている。


デスクが「おい、この写真で行こう」と決めたんだろうなあ。



南浦和駅ホームから階段を下りて乗り換え。
この階段はいつも人が集中する。
ゆっくり、ゆっくりと歩く。


前を歩くタンクトップの男性。
両腕にすごい刺青。
よく外人がやる濃いタトッーである。
東南アジア系かな?と思った。


しかし、左腕に彫られた刺青は和服を着た少年が描かれていた。七五三で撮った写真みたい。
写真をそのまま彫り込んだような写実的な絵柄だった。
最愛の息子を亡くしたので忘れないように彫ったのだろうか?


昼は久々にボスと昼食。
エレベーターで同じ階にいるお偉いさんとばったり。
向こうも2人だった。


エレベータが1階にとまると「じゃあ、」と挨拶して相手を先に送った。
しかし、、、行き先は同じ蕎麦屋だった。


昼食の後はボスと別れて銀行へ。
国民健康保険料を支払うためにお金を下ろす。
そのまま銀行で支払えばいい。


でも待たされるのが嫌なので現金を下ろしてコンビニで払い込んだ。
本当にコンビニは「便利」である。


レジの女性に「本当に早くていいね。銀行だったら番号札を持って待たされるよ。」
と話かけた。



5時の終了で職場の外に出る。
たまに「焼きトンかしら」が食べたい。
すぐ近くのかしら専門店に入る。


入り口のブースに既に中高年男女5人が陣取っていた。
TVでは大相撲をやっている。
生ビールを頼む。


あとは味付け豆腐。
黙っていても焼きトンは目の前の皿に1本づつ置かれる。
はじめは、焼きとんと長ネギを串から抜いて皿にばらした。
このほうが食べやすい。


しかし、店の主人は串が筒に立てられたので、皿が空いたと思って次の焼きトンを置いてしまう。
これは焦る。
ゆっくりと食べたいのだ。


それでも4串を食べ終わって店を出た。
これは腹5分である。
でも生ビールが利いて気分はいい。


地元、南越谷駅に着く。
ちょっと飲み足りない。
何しろ腹5分だから..。


「アボカトサラダが食べたい」とお腹が叫んだ。
じゃあ、「U蔵」に行くか。


駅向こうの空き地にのっぽなクレーンがニョキニョキと立っている。
中央住宅のマンションが出来るのだ。
最近クレーンが倒れる事故が多発している。
天下の中央住宅さんだから大丈夫だろう。



「U蔵」をガラッと開けたらカウンターはペアの客が二人だけ。
だが、その疑惑の頭髪は見覚えある。
まずい、近所のYさんだ。


一番隅に座る。
例によって、アボサラ、ホタテ刺し、磯部揚げをいっぺんに注文した。
そして週刊ポストを出してメガネをかけて読む。
メガネは変装にもなる?


ちらっとYさんを見ると相手もYさんにお似合いの中年女性。
派手な衣裳から判断するとダンス仲間だろうか。
Yさんは20年以上も前に奥さんを亡くしている。


料理が運ばれてきたがカメラのフラッシュは目立つからやめた。
Yさんは早々とレジで勘定。
私の後ろに立って財布を出す。
えっ、2人で2,580円!
ここは安い。


Yさんたちが帰った後、撮ったのがこのアボカドサラダ。
リーズナブルなメニューも見てほしい。


2組みのカップルが立て続けてカウンターに座る。
私と同じくらいの男女と、例によって若いアジア系の女性連れた中年男性。


外に出ると左3分の1が欠けたいびつな赤い月が出ていた。


いい気持ちでわが家のPCの前に座る。
タイ土産のお香台に、azuちゃんに貰ったお香を立てる。
酔った後、お香の煙りに癒され自分の世界へ。
まるで麻薬のようだね。