塩原温泉(福久寿苑)

osyousan2008-04-20









朝、目が覚めるとウグイスの鳴き声。
まだ上手じゃないが強いはっきりした声。
こんな住宅地に、ようこそという感じである。


ウグイスの声は癒しになる。


今日はママ、娘、ムックの4人で塩原温泉に行くことになっている。
ペットも泊まれる温泉宿を、山歩きの先輩Fさんに教えてもらった。
ムックと泊まれるならどこでもいい。


10時過ぎ、ゆっくりと家を出た。
外環道路から東北道へと走る。
空は曇天。


高速道路から見える山は、桜も散って新緑に変身する直前。


西那須野塩原インターで下りる。


料金所で、日除けに挟んだキップをとろうとしたら私の手からハラリと落ちた。
それがレバーの隙間に。
ママが取ろうしたが狭くてダメ。


後ろに車はつながっているし、これは焦った。
私が気を取り直してゆっくり手を入れたらスッと取れた(ホッ)。


予定していた400号線の関谷ちかくの手作り西洋料理の店「チノフィーロ」に着いたのは12時半(写真)。
ここはペットOKの店である。


因みにチノフィーロとはイタリア語で「愛犬家」。


ジャックラッセルテリアとイタリア・グレイトハウンドが出迎えてくれた。
2匹はこの店の看板犬である。
ムックは、はじめは固まっていた。


そのうち慣れてワンコ達と遊び出す。
その他、中年夫婦が連れているシーズ親子と、若い女性2人のトイプードルがいた。

店の裏がドッグランになっていた。


私はハンバーグセット、ママはピザ、娘は和風スパゲッティセットを注文(写真)。


私は当然、ビールを飲む。
この後の運転は娘に任せた。


箒川沿いに上っていくと塩原温泉郷に入る。
我々が行ったのは「福久寿苑」(写真小)。
ちょっと見はビジネスホテル。


しかし、環境は抜群である。
ツバメは飛び交っているし、渓谷のせせらぎが聞こえる。
奇麗な声のウグイスが鳴いている。
初心者のウグイスは、今朝、わが家で聞いたが..。


目の前には緑の屋根が歴史を感じる「清琴楼」(写真)。
ここは尾崎紅葉金色夜叉を書いた場所である。


「福久寿苑」の入り口看板に私の名前が書いてあった。
その他に2組。
いずれも中高年の客でワンコ連れ。


温泉に入った後、付近をブラブラ。
渓流の中に長い竿を脇にした釣り人が..。
これは鮎の友釣りかな?


夕食は6時から。
いやあ、刺身、天麩羅、野菜煮物、肉の簡易鍋と、素晴らしい。
アルコール類は冷蔵庫からどうぞ、という方式だ。


疲れも手伝っていい気分。


9時になるとマッサージ師がやってきた。
実は食事の前に頼んでおいた。
こんな機会、めったにない。


マッサージ師が私の体を叩くとムックが飛んでくる。
待て、待て、苛められているわけじゃない。


ムックはお膳の足につながれた(写真)。


40分のマッサージで体も気持ちよくほぐれた。
肩が痛かったが、体に痣はついてないかな?