おやおや兄弟揃って痛風
称名寺に着くとムックを抱いて外に出る。
ムックが石垣のところでオシッコ。
強い風にビニール傘がオチョコになった。
お寺様が怒っているのか。
中に入ると若住職が傘をさしてお墓にいた。
また強い風が吹いた。
住職の立派な傘も、逆さにオチョコ状態になった。
父母のお墓の前でママが、お線香に火をつける。
私はムックを抱いて傘をさしている。
なかなかつかない。
「線香がやけにつきにくい」という「吾亦香」の歌詞を思い出した。
線香皿に消えた線香は沢山あった。
これは兄たちが先に来ている証拠。
お寺の後、実家に行く。
今日はお彼岸恒例の法事。
兄弟4人が集まるのだ。
実家の庭に車をとめて外に出るとなんと3兄が足を引きづっている。
「どうしたの?」
「痛風だよ!」
なんと私と同じである。
これには何故か嬉しくなった。
足全体が熱をもっているようだ。
私より酷い。
兄弟、体質が似ている。
仏壇前の食事では痛風を忘れて飲んだ。
長兄の嫁さん(義姉)のところにオレオレ詐偽の電話があった、と言う
話に盛り上がった。
息子と称して電話してきた犯人と長時間話したら呆れて電話を切ったらしい。
それにしても犯人が、家族の名前を知っているのが恐ろしい。
ムックは次兄が連れてきた孫(6才)のいい遊び相手。
でも本人は疲れたろう。
チラシ寿司がまるでケーキのようだ(写真)。
彼岸の宴が一段落すると別棟で麻雀。
電動の雀卓がある(写真)。
これも集まる楽しみの一つである。