糖尿病と痛風がぶんか亭で飲む、





左足親指の痛みは消えた。
しかし、右足アキレス腱あたりは相変わらずである。
歩かないとまったく痛くない。


でも歩き出すと引きずっている。
右足で地面を蹴るときに痛みがある。
だからカバーする動き。


家を出るとママとムックが心配そうに見送ってくれた。
(写真)

今日の昼は「大戸屋」。
エレベーターに乗ろうとしたら一足違いでドアが閉まったので痛い足を気遣いながら螺旋階段を上る。


鯖の炭焼き定食を注文して今日発売の週刊文春を読んでいた。


真後ろに若いカップルが座った。
私には二人の姿は見えない。


「あっそう、和菓子食べられるの、よかった。ダメだったら殺しちゃおうと思った」
えっ、これが若い彼女の言葉。
知り合って間もないようだ。
実に楽しそうな会話が聞こえてくる。


5時近くに、前の職場で一緒に働いたKさんから電話がかかってきた。
この3月で職場を辞めるので最後に会わないか、というもの。
即了承した。


浦和駅の上にある「ぶんか亭」で軽く飲んだ。
糖尿病の疑いがあるKさんと痛風の私だから、飲み時間は1時間で終了。
飲んだのは中ジョッキとウーロン杯。
食べたのは冷や奴、じゃこサラダ、そして揚げゴボウ。


職場に福沢諭吉のいい言葉を飾ってあると言う。
「それは、なんですか?」と聞くと出てこない。
手帳をペラペラめくりだした。
「あった!」


そして書いてくれたのが
「今日も生涯の一日なり」という名言(写真、隣で寝ているのはムック)。


帰りは同じ武蔵野線
南越谷で再開を約束して別れた。



予想通りの雨、、私は折り畳み傘を出して床屋へ行く。
今日は散髪をして居酒屋、と決めていたのだ。


散髪店ETに入ったのは7時半。
営業は8時まで。
店員は「あーあ、来ちゃった」と思っているかも。


私についた小太りの女店員は「はじめにヒゲを剃らせていただきます」と椅子を倒した。
いきなりヒゲを言うのも..なんだか調子が狂う。


ちょっと乱暴な感じでヒゲをそり終わる。
目をつぶったので男店員と変わったかも、と疑ったぐらい力強い。


頭をさわって「今日はどうしましょう?」と聞く。
「1ヶ月伸びた分短くして」これが私の決まり文句。


その彼女、私の髪に櫛を入れたが天然パーマのため通らない。
困ったようだ。
すると姿を消した。


代わりにきたベテラン女性がチャッチャッと始めた。
その時間5,6分。
実に簡単である。


洗髪は先ほどの小太り女性。


床屋を出ると居酒屋「M」に行く。
しかし、店の前まで来て、今日は水曜日というのに気が付いた。
定休日である。
雨も降っている。


そのままわが家に帰った。
今夜は私の大好物、カレーだった。
これでいいのだ。