加賀屋の分家

osyousan2008-02-27






また強風で武蔵野線が遅れているというニュース。
ちょっと早めに家を出る。
ママとムックが日だまりでお見送り(写真)。


確かに30分遅れらしいが私がホームに立つと、丁度電車がやってきた。
それにいつもより空いている。
そんなもんだ。


職場にはいつもの時間の5分前に着いた。


昼、コルソの前を通って「日高屋」に行く。
すると途中のコルソ「彩菓の宝石」の前が長蛇の行列。
開店4周年のバーゲンセールらしい。


日高屋」では坦々麺を注文。
坦々麺は「刀削麺酒家」でお馴染みだが..。
ここの坦々麺もかなりの辛さである。
スープが真っ赤。


思わず咳き込んでしまった。



仕事帰りにまたコルソの前を通る。
そして「彩菓の宝石」の行列に並んでしまった。
昨年もこの記念セールに買っているのだ。


南越谷駅に下りて、はじめての居酒屋「千野屋」に寄る。
北千住「加賀屋」の分家とあった。
5時半に店に入る。
カウンターに3人の客がいた。


正面に大型TVがある。
カウンター、テーブル席で35人くらい入るかな。


モツ煮込みや焼き鳥が中心。
手の込んだ料理は出ない。
じっくりと飲む居酒屋じゃない。


まず瓶ビールを飲む。
初めての店では瓶ビールがいい。
まずこの店一番の売り煮込みを頼む。


落とせば壊れそうな柔らかい焼きの小さな鍋の入れ物。
これに味噌仕立ての煮込みが出た。
これは加賀屋のパターンである。


北千住の加賀屋も新橋の加賀屋もこの煮込みだった。
加賀屋は私の思いでの居酒屋。


40才くらいのマスターが目の前に来たので「北千住にいたことがあるの?」と聞いてみた。
「はい、そこで修行をしました」といい感じである。


「私は25年前、新橋の加賀屋にもよく行ったが、みんな同じ系列?」
「私の師匠に聞けばわかりますが、多分そうだと思います」
耳にピアスをつけていたマスターだが受け答えには好感が持てた。


確かに新橋の「加賀屋」はよく行った。
大鍋にぐつぐつ煮込んだモツ煮があり、その中に時折豆腐を入れてかき回していたが、それを見ながら飲むのが好きだった。


新橋のオニイサンはモツ煮と焼き物担当で、実に手際よく捌いていた。
これだけやれればどんな仕事も出来るだろうなあ、と関心したものだ。
懐かしい。


最近新橋に行ったが、もう店はなかった。