大霧山
今日は山歩きの日。
わが家を8時と言う遅い出発。
出勤時間とほぼ同じ。
埼玉県の北部、小川町駅に集合したのは10人。
目指すは外秩父の大霧山である。
メンバーに会うのは今年初めて。
忘年会の写真を渡す。
その写真を見たF川さん「えっ、こんなに禿げてる?」と驚く。
すみません、上から撮ってしまいました。
ここからタクシー2台に分乗する。
1台に5人も乗るのは久しぶり。
後ろに3人、前に2人。
運転手を入れると6人である。
粥新田峠まで45分。
ここで車を下りて、久しぶりの山のぼりである。
暖かい絶好の山歩き日和なり。
だが、足元に残雪が..。
それが凍っている。
これは足が不安定だ。
リーダーの案内書に「軽アイゼン」念のため持参、とあった。
殆どのメンバーがアイゼンを装着。
忘れた!
私も持っているのだが、1回も使ったことがない、残念である。
アイゼンでザクザクと歩く感触を味わいたかったなあ。
やっとの思いで、山頂にたどりつく。
でも767メートルの低山。
いい天気である。
ちょっとカスミがかかっている。
南斜面はすっかり春の景色。
杉の花粉が飛んでいそうだ。
ここで昼食。
最近は山頂でのビールは飲まない。
午後、へばってしまうからだ。
尾根を旧定峰峠へと縦走。
雪がしっかり残っている。
こんな雪山を歩いたのは初めての経験。
急に風が出てきた。
山の天候は急変するのだ。
白石のバス車庫に着く頃には雪が本格的に降り出した。
おお寒い!
ここからまたタクシーで小川町に戻ってきた。
そして運転手お勧めの蕎麦屋で反省会。
蕎麦屋の女将、思わぬ客に大ハッスル。
煮込み、肉じゃが、イカの一夜干しをつまみに飲む。
疲れも手伝いビールは効いた。
小川町始発の池袋行きに乗りうつらうつら。
武蔵野線乗換駅朝霞台で下りた。
だが強風のため全面ストップ。
仲間は振り替えのルートで家路にむかったが、私はここで持久戦。
つまり居酒屋「さくら水産」に潜り込んだ。
駅のホームをチラチラ見ながらキムチチゲ鍋を食べる。
最後は雑炊セット。
「バターない?」と無理な注文をした。
雑炊にバターを入れると美味しいのだ。
2時間ここで粘る。
やっと動き出した武蔵野線に乗る。
だが1駅行くと「架線にビニールが付着しました」とまた10分停車。
本当に武蔵野線は風に弱い。