東京マラソンを、ちらっと

osyousan2008-02-17






山歩きのリーダーKさんの電子メールが来ている。
東京マラソンに友人が走るので浅草に応援に行く、とあった。
そうだ、私も行ってみよう。


ムックの視線を無視して家を出る。
天気はいいが空気は冷たい。
毛糸の帽子に厚手のウインドブレーカーを着る。


11時過ぎだったが一般のランナーが走っていた。
すごい人垣だからまともには見れない。
雷門にぶつかる道からランナーは入ってくる。


Kさんのメールに神谷バーの前で応援とあったので白髪を目当てに捜す。
いたいた。
リュックに読売新聞のハタが差してある。
でもとても近寄れない。
写真だけは撮った。


その後、Kさんの携帯に電話したが留守電だった。


警察の警備がものものしい。
機動隊かな?
隊長が自動車の上から指揮をしている。


東京マラソンはこれで終わり。
つまり、ちらっと見たわけだ。
仲見世に行く。
やっぱりいつもの日曜日より込んでいる。


浅草寺境内を通って六区へ。
興業の客寄せのチャップリンをデジカメでパチリ。
すると「そこのヤンキーズのオニイサン、どうですか」と声を掛けてきた。
私の毛糸の帽子にはNYのマークがついている。


「魚河岸寿司」を覗いたら満席。
そこで「ニュー浅草」にした。
一番奥の席に座る。


昼とあって1階は、あっと言う間に満員になる。
入り口で従業員を操っているマスターらしき男性が「あとの方はみな3階!」と言った。
この店は3階から雷門みたいな大きな提灯がぶら下がっているのだ。


私は昼の日替わり定食を頼む。
豚肉の玉子炒めと冷や奴。
それと瓶ビール。


満員の客を見回したら殆どが65才以上。
それに男。
日本人の20%がお年寄り。


隣のテーブルの男性が濁り酒のクオーターボトルを頼んでいた。
「やっぱり浅草が落ち着くね」と目の前の人と話をしている。
そうだろう、周囲がみな仲間の高齢者である。


昼食を食べるともういい気持ちで、帰りたくなった。
東武浅草から始発に乗り、うつらうつら、これが楽しい。


新越谷駅で下りて自転車のところへ行く。
休日なので路上に駐輪した。
ポケットをまさぐるが、自転車のキーがない!

同じところを3,4回捜す。
やっぱりない。
厚手の手袋を出すときにポケットから落としたのだろう。


諦めて家まで歩く。
いい運動だ!とポジティブに思いながら..。


家に帰る。
ママ、娘、ムックがいない。
一緒に買い物かな。


タツで小一時間また寝る。


そして夕方、スペアキーを持って駅前まで再び自転車を取り行く。
これで往復30分ウオーキングしたことになる。


息子から電話がある。
用事があるからこれから来ると言う。
「夕飯を食べていったらどうだ」
「いや、サッカーを自分のところ見たいから用事が終わったらすぐに帰る」
というやりとり。


そのサッカーだが、北朝鮮と1−1の引き分けだった。