やまかけ(蕎麦)

osyousan2008-01-31





武蔵野線の車内から外を見たら遠くの山々がくっきりと見える。
じゃあ、富士山も見えるかな、とさがす。
見えた!
頂上付近にすじ雲が横たわっていた。


電話当番なので1時から昼食。
近くの「ももや」に行く。
わが事務所からは今日8人目の客である。


カレーうどんを頼んでスポーツ新聞を読む。
昨夜のサッカーが一面。
得点をあげた中沢、山瀬は岡田監督の教え子らしい。


向こうでもサッカーの話題。
「前半がゼロだったんで寝ちゃったよ」と厨房の蕎麦屋の亭主。
その話をしていた客がお愛想、「やまかけですね」と女将。


やまかけ?
居酒屋では鮪にとろろをかけたやつがやまかけだ。


そうそう思い出した、洒落好きな沖縄居酒屋のマスターは、やまかけをホワイトボードメニューに「箱根駅伝」と書いていた。


寒いドアを開けて客が二人。
すると女将が「ビールですね」と言う。
この客が来るとビールを飲むと決まってる?


休みなら私もビールを飲むだろう。


勘定をするとき女将に「やまかけって蕎麦の上にとろろが乗っているだけ?」と聞いてみた。
「とろろと玉子が入っています」との答え。


私が食べたカレーうどんが700円(写真)、やまかけは800円である。
暖かい蕎麦に冷たいとろろ、どんな味だろう?
今度食べてみよう。
やまかけのデジカメ写真はない。



帰りに居酒屋「U蔵」に寄る。
火曜日に行ったら満員だったのでリベンジ。
ママが私の顔を見て予約席の札をとってカウンター席に座らせてくれた。


若い板さんはマスクをしていた。
風邪?
この板さんは、客とはおしゃべりしない。


アボカトサラダと寒ブリの刺身、そしてチクワの磯辺揚げ。
サービスの生ビールを飲んで、週刊文春を読みながら待つ。
するとアルバイトのオニイチャンが「あちらのお客様が呼んでますが..」と言う。


その方向を見るとY田さんだ。
Y田さんは3兄の親友である。
手招きしてここに座れと言っている。


Y田さんの席は、奥の座敷で3人。
先輩の席に入って飲むのは苦手である。
「いや週刊誌を読みながら飲んでいるので、ここでいいです」と断る。


カウンターの両隣にいる二人組はいずれも鍋を食べていた。
冬の居酒屋での鍋は最高である。
しかし、一人では食べにくい。


左の夫婦はすっかり平らげたが、
右手の老人二人は煮詰まった鍋を持て余している。
おおもったいない。


生ビール2杯とウーロン杯を飲んで終わり。
1,900円を払って外に出る(安い!)。
5分もすると寒さで酔いが醒める。


家に着くとムックが出迎えてくれた。
今夜はスリッパじゃなくてぞうさんを銜えていた。