いぶりたくあん
金曜日に居酒屋「Tちゃん」で撮った写真をプリント。
暇なので届けることにした。
ムックをかんがるーだっこで抱いて自転車に乗る。
4時開店だからまだ居ないかも知れない。
いない時は戸の隙間から入れておこう、と考えた。
行った時間は2時半。
戸を開けたらマスター、ママともにいた。
マスター、一瞬私の顔をキョトンと見ていた。
それもそのはず目ギリギリまで毛糸の帽子を被っている私。
写真を渡す。
当日、ママさんバレーの一員として新年会に参加した娘さんの写真もあった。
喜んだママが秋田の「いぶりたくあん」を2本くれた。
「いぶりがっこ」とも言う。
これが旨いのだ。
「いぶりたくあん」の裏に「私が作りました」と秋田のおばちゃんの顔写真があった。
「Tちゃん」の帰りに大きな公園に寄る。
この寒さ、ここで遊んでいる人は少ない。
ムックの動きも悪い。
放し飼いにしないで..といういう看板。
「いけねえ!リードを忘れた」
家から、かんがるーだっこに入れたので..。
自転車の荷造りの紐をほどいて手に持った。
ここではウンチをしない。
しょうがない、いつもの用水脇の公園へ行く。
馴れた臭いがするのだろう、すぐにウンチをした。
向こうから中年女性がつれたミニチュアダックスがやって来た。
この種類は大人しい。
しかし、ムックとのファーストコンタクトで「ワンワンワン!」と始まった。
慌てて紐を引っ張ったらムックが飛んだ。
これで戦意消失、ムックはボーっとしている。
そのダックスの口に毛が付いていた。
すぐにムックの体を調べた。
首から上は、怪我はないようだった。
洋服を着ているので首下は大丈夫。
見知らぬワンコとの接触は気をつけよう。
ムックは、3キロもないくせに気だけは強い。
日曜日の夜、7時からは、鉄腕ダッシュ、田舎に泊まろう、からくりTVを適当に見ていたが、今夜はママが好きなビフォー・アフター。
トタン屋根がパッチワークのような15坪の家が見違える機能的な家に変身。
1才の子どもを抱えた25,6才の若夫婦に大きなプレゼント。
見ていて気持ちいい。
26才と言えば私が結婚した年。
そう、明日は37回目の結婚記念日である。