モテモテのNさん

osyousan2008-01-11







朝、PCを開けると、山歩きのリーダーから「明日の山登りは雨のため中止」というメールが入っていた。
残念だが、冷たい雨の中、山を登る気はしない。


昼は日高屋で野菜たっぷりタンメンを食べる。
この野菜たっぷりという商品名が売り上げに貢献。
このタンメンを食べている客が多い。(写真)


同じ食べるなら健康にいい野菜タンメン、という訳だ。


パートの男の子が今日まで。
確か大学を卒業しているフリーター。
妙に暗い。
お世話になりましたの挨拶もなく、無言で去っていった。


これでまともな会社に就職できるのだろうか?



帰りに床屋に行く。
珍しく空いていた。
コート上着はハンガーに掛けた。
財布だけズボンのポケットに入れて鏡の前に座る。


隣りに金色の髪をした男性が散髪していた。
髪を染めてから散髪に来たのか?


散髪が終わって帰る彼の後ろ姿を見たら、てっぺんは金色だが刈りあげしたところは黒髪だった。


居酒屋「Tちゃん」に行く。
新年になってはじめて。
カウンターに男性客が3人。
座敷には団体の中年女性客5人。
そのうち若いママさんバレーの一団がやってきた。
その数6人。


と言うことは圧倒的に女性が多い。
7時になると、待ち合わせていたNさんが到着。


カラオケが始まる。
座敷の女性達は新年会。
カラオケなど聴いていない。


刺身の大皿が運ばれると「わーっ!」という歓声と拍手。
これにはマスターもニンマリ。


女性が多いので、実に賑やか(うるさい?)。
最盛時間、数えたら男性が6人、女性が13名だった。


カラオケを歌っても座敷の女性達は聞いていない。
だがマスターが調理場から出てきて歌い出すと盛大な拍手。
タオルを振り回すおばちゃんもいた(写真)。
ママさんバレーのメンバーにマスターの娘がいたのだ。


その後に入っていたのが私の歌。
これは惨めだった。
マスターの歌に聴き入った客は、終わったので一斉にしゃべりそして食べる。
よって私の歌は無視。


独身のNさんが中年おばちゃんにすっかり気に入られた。
「デンワ番号を教えて」とせがまれている。
このおばちゃん、数年前旦那を亡くしているとのこと。


ディュエットに指名されたり、モテモテのNさん。
還暦を過ぎたNさんに、青春がやってきた。


居酒屋の壁を見たらママ(うちのママ)の絵手紙がまだ貼ってあった。
これは2年前の秋、この店でアケビを貰ったのでそのお返しの絵手紙。
このアケビは薄紫だった。