暮れの雀荘
朝になっても小雨が残っていた。
神社の中を通ってムックの散歩に行く。
境内に今年の注連縄やお飾りを焼く場所が出来ていた。
普通は正月が終わった15日にやるらしい。
所謂、どんと焼きがこれである。
登戸神社では暮れに焼くようだ。
焼いている風景をママが携帯で撮ったのでここに添付する(写真)。
左官のIやんが、仕事納めで麻雀をやろうと言う。
これは昨日決まっていたが..。
彼らは早朝、現場に行き新年の段取りをして仕事納め、
その足で雀荘にやってきた。
そして勝負が開始したのは10時。
例によって雀荘の主はいない。
勝手に上がり込んでやっているのだ。
昼はまた餃子にビール。
勝負にはアップダウンする運気が流れている。
調子いいときに昼食を食べると流れを外してしまう。
微妙である。
午後になって我々の他に2卓ができた。
終わったのは8時過ぎ。
我々としては早めである。
年末なのでなるべく早く終わろうと決めていたのだ。
今回は、なんとか勝ち組に入れた。
多分これが今年最後の麻雀だろう。
外に出ると雨が降っていた。
自転車で傘を差さずに走る。
キャップを被って出てきたのが成功した。
ライトを点けて用心しながら走る。
雨の夜は視界がきかないので自動車事故が多い。
「麻雀帰りの老人、車にはねられる」という見出にならないように。
消防車がカンカンとベルを鳴らしてゆっくり流している。
火の用心ということだ。
これも師走の風景である。
家に返るとムックが歓迎してくれた。
抱こうとするとこの格好でお腹を出す。
どうなっているの?(写真)