大掃除、その1
朝、まだ雨が残っている。
雨の日は、陸橋下の散歩場にワンコが沢山くる。
植木の下は注意。
背の低いムックは大きなワンコのオシッコを浴びてしまうからだ。
サンデージャポンが終わる頃、雨があがり薄日が射してきた。
ママに言われて大掃除その1を始める。
エアコンと蛍光灯の掃除が私の担当。
脚立をつかって蛍光灯を外す。
めまいが出ないように細心の注意。
脚立から落ちる年寄りが多いのだ。
平衡感覚がある若いときと同じではない。
勢いに乗って障子紙も貼り替え。
障子を庭に出してホースで水をかける。
気持ちよくビリーッと破く。
紙と一緒に細い木の筋が剥がれて毛羽立つ。
これがあると糊のつきが悪くなる。
障子紙の付属品の化学糊をお湯で溶く。
おや、刷毛がない。
探したが、ない。
しょうがない、絵の具の筆を使う。
障子の桟に色を塗るように糊をつける。
結構面白くなる。
一生懸命やっているうちに2時になってしまった。
もう昼食は抜きにしよう。
ママとお茶と煎餅を昼食の代わり。
夕食は早めにおねがい。
4時過ぎにバリエの本屋へ行く。
田中森一著「反転」を買う。
田中森一は東京地検特捜部にいたが、退職後は闇の世界に身をおいたすごい男。
所謂ヤメ検である。
ついでにレコード屋に寄り、今売り出し中の「吾亦紅」を買う。
さて、ものにできるか?
「あなたに、あなたに、謝りたくて〜」
バリエ3階から下を見るとイブイブの今日は買い物客で込んでいる。
赤いサンタ服の若い女性が机に並んでいた(写真)。
5千円以上お買いあげの客のくじ引きをやっていた。
ケーキは明日買おう。