帰国!
飛行機の中で寝ていたら4時に電気がつく。
時差があるので日本時間は6時過ぎ。
窓から朝日に輝いた雲が見えだした(写真)。
おままごとみたいな機内食。
腹が減っている乗客はいないのではないか?
JAL704便で成田の着いたのが8時15分。
出発は25分ほど遅れたが着いたのは予定通りだった。
成田の気温は10度、バンコクが28度くらいだから真夏から晩秋へ。
簡単に入国審査をパスして今度は手荷物を受取る。
これが大変。
同じ飛行機だが遅れることがある。
ベルトコンベアーを荷物が出てきた。
ママから娘から借りた「白いスーツケースが出てきた!」という声。
取っ手のハンカチが目印。
取ろうとしたらハンカチがない。
これは違うと見過ごしたら後ろからママの「それそれ!」と言う声。
横に付いていた。
つぎはブルーのスーツケース。
またママの声。
しかし、私は気がつかない。
見定める能力が衰えてきた。
ママがいなかったら荷物はもう一周していただろう。
すっかり自信をなくした。
缶ビールを飲んで地元駅直行のリムジンバスを待つ。
これも予定より20分早く新越谷駅に着いた。
つい7時間前に南国にいた。
それがまた日常に戻る。
世界と自分が繋がったと思う瞬間だ。
ムックは大丈夫か?
応接間の曇りガラスにムックの影が映った。
すごい喜びようだ。
玄関ドアを開けたらスリッパを銜えて飛んで出てきた。
クーン、クーンと鼻声。
それが止まない。
玄関のカーテンがほころんでいた。
ムックが出たがって飛びついた跡だ。
ママと私に抱かれるといつまでもスリッパを銜えたまま甘え声。
涙がにじんできた(私の)。
すぐにムックと散歩に出る。
昼はさっぱりした日本蕎麦を食べる(タイの香辛料にさよなら)。
そして私はゴロリと横になる。
ママはスーツケースをひもといてオミヤゲの整理。
そして近所にオミヤゲ配り。
特にムックのお世話してくれた方には真っ先に。
婿殿の実家にも..「次はご一緒に」と。
今日は疲れたのでこのへんで..。