六本木シネマ→銀座焼き鳥

osyousan2007-08-30





久しぶりに六本木駅で下りる。
昔は六本木と言えばアマンドで待ち合わせ、と決まっていた。
今は名所が、六本木ヒルズとミッドタウン。


今日は六本木ヒルズにある東宝シネマに行く。
目的はクエンティ・タランティーノ監督の映画。
題名は「デス・プルーフ」。


だが、もう一本ある。
仲間の監督が作った「プラネット・テラー」という映画。
この2本抱き合わせで見せる。
昔の日本映画も、2本や3本立てもあった。


実はこれは娘が昨日観た映画。
面白いというので行くことにした。
我が娘は、誰に似たのか激しいバイオレンスものが大好きである。


東宝シネマで指定席を買ってから昼食をとる。
ヒルズ・カフェスペースというレストラン。
ランチセットはビーフカレーとサラダ、そしてコーヒーだった。
それに生ビールをプラスしてもらう。


さすが六本木ヒルズ、客に外人が数名いる。
黒いスーツを着た若い日本女性3人と白人女性1人。
後から上司のような外人男性が加わった。


彼らが食べていたのも私と同じランチ。


食べ終わると伝票を持って合図。
担当の女性が来たので「ここはなんという名前に店ですか?」と聞きながらお札を出した。「はい○○です」答えたが立ち去らない。


よく見たら渡したのは千円札1枚だった。
一万円札だと思っていたのだ。
ランチ代金1,700円なり。



1時15分に映画館に行くと既に8割の客が座っていた。
ここにも外人がいる。


初めはB級ホラー映画「プラネット・テラー」だった。
古い映画に見せるため、わざとフイルムに雨を降らせている。
実に残虐なシーンが次々と出てくる。
妙な場面で笑いが起こる。


その笑い声は外人である。


初めの映画が終わっても明るくならない。
私は抜け出してトイレ。
原因は、昼のビールである。


そのまま次の「デス・プルーフ」が始まる。
こっちのほうが面白い。
タランティーノの映画は台詞が長い。
そしてひねりがある。


やっぱり、訳の分からないところで笑い声。


女性4人が乗った車と、悪役スタントマン運転する耐死仕様の車(丈夫)が正面衝突する場面がすごい。
300キロ以上でぶつかり大破する瞬間を何回もリプレィ。
後ろの外人、拍手をしていた。


そして最後、女性達が悪役をこてんぱんにやっつけて「THE END」が出ると
大きな拍手が沸いた。


アイドル映画は別にして
拍手で終わる映画って、最近では珍しい。


4時間ぶっ続けでテンポよく観た。
不思議な魅力がある。
エンドロールで誰も立ち上がらない。
きっと何かあるかも..と期待したが、そのまま終わる。


外に出ると夕方の5時。
銀座に出た。
行ったのは焼鳥屋「Tちゃん」。
緑の提灯が目印。


5時からオープンだがカウンター席には7人が座っていた。
今から26年前からこの店に来ている。
社長がいた。
奥で仕込みをやっていた。
もう腰が曲がっている。


多分、80歳近いと思う。
そばに行き「お久しぶりです」と挨拶。


コースを注文。
外で接客担当のおばちゃんも年をとったなあ。
コースはそれぞれ違う焼き鳥が10本出てくる。
それにアスパラ焼きを追加。


カウンター2席隣りに親子3代の女性3人がいた。
祖母、母親、娘。
みな美人である。
母親は東国原知事の元の奥さん「かとうかずこ」にそっくり。


いや、かとうかずこより若くて奇麗だった(そんなことどうでもいいが)。


瓶ビールと日本酒2本を飲んでいい気持ち。
銀座から日比谷線に乗り、眠って越谷まで..。


ここまで書いてブログカウンターを見たら「99、951」。
明朝には100,000の大台になる..?。