ヨーグルトをアイーン
通勤時間のホーム、子ども連れの夫婦がいる。
これから新幹線で田舎に行くのだろう。
一昔はこういう光景が多く見られたが..。
今は車で一家そのままワンパック移動が多い。
周辺社会に触れないまま。
子どものためにも電車で親の田舎に行く、というのが望ましいと思う。
社会勉強にもなる。
朝の出勤時間だけで汗をかく。
職場のあるビルに入るとヒヤッとして救われた気分。
体も驚くだろう。
昼は「松屋」に行く。
ここで牛丼を食べる。
並が390円。
これで充分である。
周囲を見渡すと客は男性だけ。
昨日、職場で頂いた飲むヨーグルトが旨かった。
飲んだ瞬間、安田ヨーグルトを思い出す。
大分前、我が家でも飲むヨーグルト(安田ヨーグルト)を愛飲していた。
アイーンじゃないよ。
そこで伊勢丹の地下に潜り、安田ヨーグルトを買う。
帰りに居酒屋Mに寄る。
カウンターに産婦人科医のM山さんがいた。
M山さんは63才で非常勤医師。
もうかなり出来上がっている。
「女房の実家と相続をめぐる裁判があったが敗訴した、
弁護士なんてろくなもんじゃない!
裁判官は女性だったがとてもいい加減だ!」と片目を大きくして興奮している。
こういう場合は「そうですね」と相づちを打つだけ。
相手の意見に楯つくと喧嘩になる。
マスターも「財産があるから大変ですね」と言う。
JRの元運転手Wさんも私が間に入ったのでホッとしたようだ。
M山さんが帰った後「同じ話を2回も聞いた」と笑っていた。
酒場で深刻な話はノーグッド。
お通しは塩のきいた生ハムと切り干し大根。
その後はいわしの塩焼き(写真)、そしてキムチ厚揚げ炒め。
家に帰るとママはある集会に出席していて留守。
ムックがポツンと待っていた。
私を見るとクマのオモチャをくわえて大喜び。
その時によってくわえるものが違う。
オモチャ、スリッパ、サンダルなど。
喜びの儀式が終わると餌を食べ始めた(写真)。
ママからもらった夕飯を食べないで私を待っていたのだ。