マラセチア菌

osyousan2007-07-23






ムックのトリミングの日。
ワンコのトリミングは完全予約制である。
今日はいつもとは別の「いぬのとこやさん」という場所。


以前ここでやってもらっていたが、ペットを預かる施設がないのでペットホテルがある店に変えていた。
だが、若い新人の担当者の雑な刈り方が不満足。


そんなわけで、優しそうな女性が一人でやっている「いぬのとこやさん」に戻ってきたのだ。


ムックを自転車の籠にいれて「とこやさん」に向かう途中、鳥の羽の車用刷毛を作っている町工場を発見。
鳥羽の刷毛とは高級自動車のほこりをとるヤツ。
黒塗り高級車、ご主人様を待っている間、帽子を被った運転手がシュッシュッとやっている場面が浮かぶ。
でも最近見ない光景。


12時、優しいオネエサンに「サマーカットのちょっと手前のカットで」とムックを手渡す。
ムックの悲しそうな顔。


2時に迎えに行くことになっている。
昼食を終えて2時5分前に「とこやさん」に到着。
「もうすぐですからちょっとお待ち下さい」と壁の向こうで声。
何しろここは一人しかいない。


ムックがクンクンと甘えて鳴く。


「耳そうじをしたらマラセチア菌がいました、一応クスリを塗っておきましたが、
まだ痒がるようでしたら獣医さんに見せてください」と言われた。
この病気、耳が垂れ下がったワンコに多いらしい。
4,200円を払ってムックを貰い受けた(とこやさんの前での写真)。


この後も耳を掻くようだったら行きつけの獣医さんのところへ、と思っていたら、ママがすぐに連れて行こうと言う。


獣医さんに行くと先客がいた。年をとったミックス和犬。
柴犬などの和犬は苦手なムック。
すれ違うとき唸る。
弱いくせに..。


先生に詳しく聞く。
マラセチア菌とは、どんな犬の耳にも常住しているカビの一種。
ただ耳が垂れているワンコの耳は湿っているから住み易い。
抗生物質を塗ってもらう。
これだけで3千円。


写真は診察台の上にいるムック(麻雀卓の上じゃない)。


NHKで政見放送を見た。
参議院選挙東京都の立候補者。
パンチパーマの40代の男性。
妙な笑い顔。
日本スマイル党マック赤坂候補だった。
まるっきり芸能人。


ドクター中松の政権演説もユニーク。
「私は世界で尊敬されています。アメリカでドクター中松の日が決められている州が幾つもあります、北朝鮮からミサイルが飛んで来たらUターンして戻す機械を発明します。必要なのは改革ではなく新発明です。これができるのは私しかいません。」なるほどドクター中松は凄い!
国会議員にならなくても日本のために発明してほしいなあ。


夕方、沖縄居酒屋に行く。飲むためじゃない。
マスターからメールが入っていて「店に貼る禁酒のポスターの作り方を教えてほしい」とあったからだ。


既に客がいた。
見たことがない若い客。
店の奥にあるパソコン部屋にあがるとマスターの甥っ子がいた。
彼に「ワードで縦書きにして大文字で作る」秘伝を伝授(大げさ)。


マスターが「軽く生ビールどう?」と誘う。
「いや今日は娘が来ているので、、今度ゆっくりと来ます」。


今日は貰い物がある。
近所の方から頂いた金目鯛とメバル(写真)。
田舎に行ったお土産。
新鮮である。
早速ママが絵手紙のモデルにした。


その後は娘の友達が車でやってきて旦那様の実家から届いたというモモ。
素晴らしい香り(写真小)。
これにはカサブランカの芳香も負けるだろう。


最初の写真は、「とこや」と「病院」で疲れ切って寝ているムックです。