TXで筑波山

osyousan2007-07-16









台風も去って今日はいい天気のはず。
でも天気予報では午前中は晴れ、午後から曇りらしい。


前から一度乗ってみたかった「つくばエキスプレス」(TX)に乗ろう!と思い立つ。
TXに乗ったら終点の筑波まで行き、そして筑波山に登ろう、とコースは決まった。
10時過ぎに一人で家を出る。


武蔵野線南流山駅でTX線に乗り換える。
ホームにもドアがある。
新幹線と同じ。
ここから快速で3ツ目が筑波である。
思いのほか空いている。


車窓から双頭の山が見えた。
左が男体山、右が女体山。


地下のつくば駅から外に出てシャトルバスを待つ。
待っている人は10人くらい。
サングラスの白人もいた。


すると笑顔の老人がやってきて「ちょっとつくば市の歴史を説明させてください」と
我々の前に立つ。
胸にボランティアガイドの札を下げている。


筑波山周辺は奈良時代は日本で一番人口が多かった、防人はここから九州や東北へ派遣された」と初めて聞く歴史。
ほんの5分たらずの説明時間(バスがやってきちゃった)だったが、ボランティアオジサンに拍手(写真)。


筑波山神社前でバスを下車(写真)。
そこでウグイスの鳴き声が迎えてくれた。
神社下の歴史ある旅館「江戸屋」の前に立つ。
そうそう、数年前甥っ子の結婚式はここでやったっけ。


神社のほうへ行くとガマの油売りの実演をやっていた。
10分ほど口上を聞く。
腰に差した日本刀をギラリと抜いて紙を切り始めた(写真)。
でも実際にカットしたのは16枚まで、32枚から64枚は切った素振り、すぐ分かる。
隠してあった細かく切った紙を素早く出して紙吹雪。


ここで拍手(今日は拍手が続く)。
今度はその日本刀を自分の腕に。
赤いスジが見える。
ホントの血?


「がまの油をつけるとピタリと止まる!」とポーズ。
ここでは拍手が沸かない。


神社を通ってケーブルカー乗り場まで行く。
片道570円。
下りは歩いて下りるつもりだったので、
「足で下るとどのくらいかかるの?」と売店のおばちゃんに聞いた。
「うーん、1時間半くらいかな、でも昨日雨が降ったからやめたほうがいいですよ」と私の顔を見て言う。


ケーブルカーでてっぺんまで行くと赤トンボが沢山飛んでいた。
真ん中にグルグル回る展望台があった(写真)。
これはコマ回転展望台と言う。
その2階がレストランになっている。


グルグルと言っても一周17分とか。


腹減った。
中に入る。
昼時間が終わってご飯ものは完売。


あるのはラーメンとうま煮蕎麦だけ。
じゃあ、うま煮蕎麦と生ビール。


昼食後、男体山に登る。
岩の階段が滑りやすい。
今日の私はスニーカーである。
一人だから転んだら誰も助けてくれない。
注意、注意。


頂上に小さな神社がある。
ママに頼まれていたので、お賽銭をあげてお祈りをした。
おみくじ売場の宮司さん、居眠りしていた。
修行が辛いのか?


今日はこれで帰ろう、とまたケーブルカー。
神社の階段を下りると「赤いガマガエルおります」という看板。
その土産物屋に入る。
水槽の中にいたのは、小さいときよく見たヒキガエルだった。


日焼けしたオジサンが野菜の店を出している。
その中に「ズッキーニ」と書いてあった。
でもきゅうりのようなズッキーニが見つからない。


あったのは平べったい星のようなデコボコがある薄緑の野菜。
これがズッキーニ?(写真)
アラジンと言うらしい。
魔法のランプに煮ている?


珍しいので買って帰る。
スパゲッティに入れて見ようっと。


我が家に戻ったのは5時頃。
するとテレビでは、また新潟で、震度6強の地震があったという報道。
地震が起きた時間は、私が武蔵野線に乗った頃。
埼玉でも揺れたようだ。


そこで思い出した。
回転するレストランでのこと、動くのを知らないで座った女性が「キャッ、また地震!」と驚いていた。
彼女は午前中の地震を体験していたようだ。


オシムジャパンベトナムに4−1で完勝。
珍しく最後まで見た。
危なげない試合だった。


TBSのHERO’Sは、明日ビデオで見ることにした。