カサブランカ

osyousan2007-07-12




庭のカサブランカが咲いた(写真)。
王女のような艶やかさとその香り。
凛と咲く自生の百合とはひと味違う。


カサブランカとは白い家と言う意味。
名前の由来はモロッコの都市カサブランカからとったそうだ。
モロッコ王国の白い街並み、そうあの映画カサブランカである。


そしてカサブランカダンディの歌、
「ボーニー、ボーニー  あんたの時代はよかった〜」
沢田研二・ジュリーのあの白い帽子が目に浮かぶ。


カサブランカに負けじとカボチャの黄色い花も咲いた(写真小)。
こっちは実用的である。
さてどのくらい大きな果実ができますか...。


浦和駅から伊勢丹の前の道、今日は女性の警察官が笛を口にして交通整理をしていた。
昔は婦人警官と言ったがいまはなんと言うの?
信号のないこの道、普段は、絶え間なく通る通勤客のため車は長い時間待っている。


それにしても何故か警官がいる。
コルソの前に3,4人の警察官。
なんだろう?
その訳はすぐわかった。
安倍総理大臣が来るらしい。


そうそう、今日は参議院選挙の公示日だ。


昼はボスに誘われて「ももや」に行く。
今日は盛り蕎麦480円。
昼はこれで充分。
今読んでいる五木寛之の「林住期」に60歳では腹5分でいい、
昼は軽く蕎麦がいい、とあった。


満腹が認められるのはガツガツ食べたい成長過程の20代前半まで。


あの片岡鶴太郎も一日2食でアルコールはなし。
研ぎ澄まされた芸術家の神経を維持するにはこれがいい、らしい。


余談になるが鶴太郎画伯は利き手の右じゃなく、左手で作品を描く。
自然に描きたいため、先入観で無難にまとめる右手はダメ。


私は芸術家ではない。
強いて言えばセンスのない無芸少食家という類。
腹5分目..朝、昼はそれでいい。
でも夕食だけは楽しみたい。


帰り、いつも通りに南浦和武蔵野線に乗り換える。
ちょっと離れた座席が空いている。
その前に若い人が立っていて座ろうとしない。


よくある景色。
座りたくない若者は結構いる。
また二人連れで目の前の座席が一つ空いた場合は掛けない。


私の前のオバチャン二人。
「あれ、空いてる、二人分だよ、座ろうか?」
するともう一人が「あれは訳ありの座席じゃないの?やめよう」。
結局、誰も座らずに私の下車する駅に到着。


下りるときわざわざ二人分が空いている座席の前を通ってドアに向かった。


席を見るとコーデュロイのシートがしっかり濡れていた。
オシッコか雨の跡か?
さすがオバチャン、正解だった。


今日のムックはロボットのような赤目(写真)。