神田すみれ一門会

osyousan2007-06-26





休日。
霧雨が降っている。
代車に乗って駅西口へ行く。
ここで車検のお金を下ろすべく銀行の自動払い機に並ぶ。


既に3人が並んでいた。
動作の遅い人を見るとイライラする。
待っている人がいるんだよ、と言いたくなる。


イカン!残された寿命はあと3分の1もない。
余生はゆったりとしよう、と思い直す。


上野へ出る(写真)。
アメ横は相変わらずの呼び込み。
5時過ぎると安売りが始まるが、今は昼。
この時期生ものには気をつけよう。


まず担々麺の専門店「陳麻家」に入る。
生ビール半額の札につられた。


地下にある店は、昼時とあってほぼ満員。
担々麺とザーサイ、そして生ビール(写真小)。
調理場でガンバっているのは若い女性コックだった。


担々麺が辛くてビールをお代わり。
そこで、タイムサービスの貼り紙をもう一度見た。
ありゃ、生ビール7時まで500円→250円に半額、とあるが、
その前に5時からと書いてあった。


昼から500円のビールを2ハイ飲んでしまった。
ケチは結局損をするの巻。


今日の目的、上野広小路の講談処広小路亭に行く。
神田すみれさんの一門会である。


13時から始まる。
平日の昼とあって客の入りはしょぼい。
客席は前が座椅子、後ろがパイプ椅子。
客の入りは20数名くらいか。


私は座椅子に陣取る。
舞台の真ん前、つるハゲオヤジがいた。
このオヤジ多分年季の入ったフアンだと思うが、見る態度が悪い。
クビを振ったり手を伸ばしたり..。


前座3人(すみれ門下)が終わると一番弟子の神田春陽
格の違いを見せた。


ゲストはあの田辺一鶴だった(写真)。
アクション講談で一世を風靡したヒゲの講談師。
芸歴は50年を超えて最長老とか。


一鶴師匠、新しい出し物で原稿を見ながらの熱演だった。
相変わらず駄洒落のギャグ満載。
ここで田辺一鶴を見れるなんて思わぬ収穫だったぞ。


中入り後は色物の曲コマ。
出演は、若手の女性芸人三増れ紋(ミマスレモン)。
客を引き込む話術で笑わせた。


真打ちは神田すみれ(写真)。
昨年夏、居酒屋寄席で聞いた「曲馬団の女」。
ホロリとさせてよかったよ。


帰る時、2階で見送るすみれさんに、「居酒屋M」から来ましたと挨拶。
だってすみれさんは居酒屋Mでよく会う。
私のことなど覚えてないだろう。
オーラのない平凡顔だもの。


床屋に行く。
「ET」は子供達がいて4人くらい並んでいた。
そこで空いている「チャレンジ」にした。
新人の若い男性はノーサンキューだが、ベテラン女性だったので
安心して目をつぶる。
殆ど寝ていた。


ムックの出番なし。