寿司屋の詐偽

osyousan2007-06-15




梅雨入り宣言した関東地方。
朝、ムックの散歩で外に出たときは地面は昨夜来の雨で濡れていた。
だが出勤時間にはお日様が現れる。


我が職場からくっきりと富士山が見えた。
春以来、富士山が見えるのは珍しい。
それだけ空気が澄んでいると言うことだ。


寿司屋F丸に行く。
今日も680円のちらし寿司。
お茶パックを取りだして、湯飲みに入れる。
そして熱湯が注ぎ出す蛇口に押しつける。
(この写真で分かるかな?ボツボツが排水穴)


ちらし寿司の食べ方は色々あるが、私は鮪やイカの具を取りだして小皿分け派。
ワサビを小皿のお醤油に溶かして、ちらしの上から一気に掛ける派もいる。
今日は一気派になった。
これって結構お醤油を使う。


これも旨い!(写真小)
結論、小皿分け派、一気掛け派、どっちも旨い!


レジでスタンプカードと千円札を出してお勘定。
オバチャン、まずスタンプを押してくれた。
このちらし、680円だが消費税を入れると715円になる。
オバチャンおつり用の5円玉の包みをコンコン叩いて壊す。


そして285円の釣銭を出した。
その後、「スタンプを押しますが、今日はお持ちですか?」と真顔で私に話す。
「えっ、もらいましたよ」(既に財布にしまった)。
オバチャン、私より年上、物忘れという老人力が爆発。



昼食の帰り道、同じ職場の二人組(女性)と会う。
今度、F丸のウリである500円の握り寿司を食べたい、と言う。
いつでご一緒しますよ。
500円の寿司で思い出したのだろう、派遣で来ている女性が
前の会社で「寿司屋の詐偽」に会った話をし出した。


簡単に言うとこんな話:
ビルの中にヘルメット・白い寿司職人姿のオヤジが入ってきた。
職場に顔を出して、「昼に寿司は如何ですか?
うちの子供が客の電話を3人前を30人前と間違えて寿司が余ってしまったんです。
本当なら980円ですが500円で結構です。
どうですか?」
と言われてた。
500円の寿司ならいいかな、と数人が買った。
昼食に寿司の包みを開けたら、全てのり巻き、それもかなり古いヤツ。


これって詐偽にはならないらしい..。
ヘルメットオヤジは、握り寿司とは一回も言っていない。
ちょっと古めの寿司なのは、確かだが..。


この話は派遣の彼女が実際に体験したこと。
インターネットで見たら、方々でやっているようだ。
これって心理の盲点をついた、伝統的な詐偽らしい。


寿司→握り寿司、と思っちゃう。
しっかりと包装してあるからその場では開かない。
旨くはないが食べたので、しょうがない、と諦める。


帰りに居酒屋Mに行く。
珍しくMの客ボスのM木さんがいた。
M木さん、私が昨日「さくら水産」で食べたさよりの刺身を食べていた。
昨日私が食べたのが竜田揚げにようなさより。
つまりサンマのようなさより。


そのことを話すと、M木さんがちょっと食べてみたら、と分けてくれた。
白身の淡泊な味。
多分始めての味。


デジカメを撮るのを忘れた。


明日は、山歩きで早起き、早く帰ろっと。
明日、薄曇りになーれ。
夏のように暑いのは嫌、
雨も嫌。


今日もムックは、また保護色ではっきりしない(写真)。