寿司屋の詐偽
梅雨入り宣言した関東地方。
朝、ムックの散歩で外に出たときは地面は昨夜来の雨で濡れていた。
だが出勤時間にはお日様が現れる。
我が職場からくっきりと富士山が見えた。
春以来、富士山が見えるのは珍しい。
それだけ空気が澄んでいると言うことだ。
寿司屋F丸に行く。
今日も680円のちらし寿司。
お茶パックを取りだして、湯飲みに入れる。
そして熱湯が注ぎ出す蛇口に押しつける。
(この写真で分かるかな?ボツボツが排水穴)
ちらし寿司の食べ方は色々あるが、私は鮪やイカの具を取りだして小皿分け派。
ワサビを小皿のお醤油に溶かして、ちらしの上から一気に掛ける派もいる。
今日は一気派になった。
これって結構お醤油を使う。
これも旨い!(写真小)
結論、小皿分け派、一気掛け派、どっちも旨い!
レジでスタンプカードと千円札を出してお勘定。
オバチャン、まずスタンプを押してくれた。
このちらし、680円だが消費税を入れると715円になる。
オバチャンおつり用の5円玉の包みをコンコン叩いて壊す。
そして285円の釣銭を出した。
その後、「スタンプを押しますが、今日はお持ちですか?」と真顔で私に話す。
「えっ、もらいましたよ」(既に財布にしまった)。
オバチャン、私より年上、物忘れという老人力が爆発。
昼食の帰り道、同じ職場の二人組(女性)と会う。
今度、F丸のウリである500円の握り寿司を食べたい、と言う。
いつでご一緒しますよ。
500円の寿司で思い出したのだろう、派遣で来ている女性が
前の会社で「寿司屋の詐偽」に会った話をし出した。
簡単に言うとこんな話:
ビルの中にヘルメット・白い寿司職人姿のオヤジが入ってきた。
職場に顔を出して、「昼に寿司は如何ですか?
うちの子供が客の電話を3人前を30人前と間違えて寿司が余ってしまったんです。
本当なら980円ですが500円で結構です。
どうですか?」
と言われてた。
500円の寿司ならいいかな、と数人が買った。
昼食に寿司の包みを開けたら、全てのり巻き、それもかなり古いヤツ。
これって詐偽にはならないらしい..。
ヘルメットオヤジは、握り寿司とは一回も言っていない。
ちょっと古めの寿司なのは、確かだが..。
この話は派遣の彼女が実際に体験したこと。
インターネットで見たら、方々でやっているようだ。
これって心理の盲点をついた、伝統的な詐偽らしい。
寿司→握り寿司、と思っちゃう。
しっかりと包装してあるからその場では開かない。
旨くはないが食べたので、しょうがない、と諦める。
帰りに居酒屋Mに行く。
珍しくMの客ボスのM木さんがいた。
M木さん、私が昨日「さくら水産」で食べたさよりの刺身を食べていた。
昨日私が食べたのが竜田揚げにようなさより。
つまりサンマのようなさより。
そのことを話すと、M木さんがちょっと食べてみたら、と分けてくれた。
白身の淡泊な味。
多分始めての味。
デジカメを撮るのを忘れた。
明日は、山歩きで早起き、早く帰ろっと。
明日、薄曇りになーれ。
夏のように暑いのは嫌、
雨も嫌。
今日もムックは、また保護色ではっきりしない(写真)。