酔うと、早くムックの顔が見たい、

osyousan2007-06-06





ゆるゆるとゴーヤの蔓が伸び出した(写真)。
ゴーヤの種は北千住の老未亡人からいただいた。
生き物が育つのを見るのは楽しいものだ。


昼、「大戸屋」の螺旋階段をあがる。
係の女性が「カウンターでもよろしいですか?」と言う。
「はい」と答える私。


前が壁になっているカウンターに座る。
梅おろしチキンカツ定食を注文。
この料理は揚げたカツが熱いか冷めているかで旨さが違う。
まあ、どんな料理でもそうだ。


食いしん坊バンザイに出演したことがある元プロテニスの選手
松岡修造は、食卓に座って奥さんが運んで来る出来たて料理をパクつく、らしい。
だから夫婦一緒に食事は出来ない。
多分、食にこだわるB型だろう。
どんな料理でも出来立ては旨い。


まあまあ熱いカツを食べていると隣りに大男が来た。
女性係員に注文をしてテーブルにメガネと聖書を置いて
何処かへ立ち去った。
へえ、今時聖書を持って歩く男がいるんだ。


顔を見ようと待っていたが、なかなか戻って来ない。
トイレで大きいほうをやっているのかな?
5分ほどして戻ってきた。
なんと外人だった。
横縞のシャツを着た顎髭モシャモシャ男。
街角で見かける伝道師とは思えない。


食後、イトーヨーカ堂前の道を歩く。
八百屋の店先に山盛りのラッキョウがあった。
産地は鳥取
私は岩下の甘いラッキョが好きだ。


昔、同僚数人と上司の秩父の別荘に行ったことがある。
ちょっと音楽でも聴いて待っていてと姿を消した上司。
1時間して野良着姿で戻ってきた上司。
そして収穫してきたのがこのラッキョ。


土産に貰ったそのラッキョ、家で味噌をつけて食べた。
丁度、エシャーレットのようだった。


銀行に行く。
タイにいる娘から頼まれたセミナーの振込をやる。
結構、いい値段である。
彼女、7月に戻って来るらしい。


そのセミナーはワイン講座。
だから請求書はワインカラーだった。


地元の居酒屋「U蔵」に入る。
ここでもカウンターに座る。
外での飲食は殆どカウンター。
時間が早いので座れた。
何しろ人気店、すぐに満員になる。


金目鯛の刺身(写真)、アボカドサラダ、ちくわの磯辺揚げを一気に注文。
すぐに客でいっぱいになるから..。


すると他の居酒屋でよく会う、品のいいご夫婦とバッタリ。
ご主人、長い間タイで仕事をやっていた社長さん。
今度、お互いの夫婦同士で一緒に飲みましょうと意気投合。


後ろの小あがり座敷に陣取った4人組。
老夫婦と娘と孫。
よく見たら1年前にご近所にいたI田さん一家だった。


向こうさんは私のことは気が付かないだろう。
何しろ、私は平凡な顔の持ち主である。
つまりオーラがない。


生ビール2杯、ウーロンハイ1杯、ですっかりいい気持ち。
これだけ食べて飲んで2千円でおつりがくる。
それに美味しい。
毎日、満員なのは当たり前だ。


後は早く帰ってムックの顔が見たい!
ムックへの異常な愛