金ぴか先生

osyousan2007-05-07




朝、寝床でみもんたの朝ズバッを見ていた。
松井が2000本安打達成。
平凡なライトフライ、しかし野手が目測を誤って落とした。
初めの判定はエラー、その後、ヒットと変わった。


渋いヒットでの記録達成に、ゴジラ苦笑い。


サンデーモーニングの張本に言わせると
「2000本安打くらいで大騒ぎするな、俺なんざ3、000本以上打ってるぞ」。
そりゃそうだが。


その後の朝ズバッニュースで民主党の小沢、鳩山、菅の三首脳が、
鳩山由起夫の別荘で会談した模様が出た。
鳩山のピンクのハートがプリントされたシャツを見てぶったまげた。
これは政治家の着る物じゃないぞ。


別荘でくつろいでいる様子を出したのだろう。
菅はカーデガンを肩にかけていた。
小沢は相変わらず背広。
どこに行くのにも背広という面白みがない男もいるもんだ。


5連休の後の出勤。
事務所のドアを開ける前にトイレに入った。
鏡を見て、さあ、やるぞ!と気合いを入れる。
おや、ズボンのチャックが開いていた。


と言うことは我が家から電車を乗り継いで、浦和の事務所まで、
開けっ放し。
よく逮捕されなかったなあ。


昼はボスと日本蕎麦屋「ももや」に行く。
ボスは大盛り、私はたぬき蕎麦。


朝、曇り空だったのが帰る頃になると青空のいい天気。
陽が高い。
車内は、夕陽が差し込む側はブラインドが下りている。
私はそれとは反対側に立つ。
外を見るのが大好きである(子供みたい)。


家族公認の居酒屋という提灯がぶら下がった戸を開ける。
カウンターにSさん夫妻がいた。
旦那は69歳、奥さんは65歳くらい。
テカテカの顔をしたいつもお美しい奥様。


良く見ると瞼の上に二重にする小物がついていた。
幾つになっても美への追究。


正面のテーブルには真っ赤な襟が立ったシャツを着た中年男。
金のネックレスとブレスレットが目立つ。
頭は短いリーゼント。
ヤクザ?
見たことがある顔だ。


そうそう以前テレビに出ていた予備校の金ピカ先生そっくり。
Mママにそっと聞いたら新田の床屋のマスターだそうだ。
なーんだ。


お通しのふぐ皮の酢味噌と卵豆腐を平らげた後、キムチ豆腐、
アジのなめろうを注文。
そして小さめのオニギリ2個で仕上げる(写真)。


金ぴか先生の周りに常連が集まり競馬談義。
昨日の大穴の話。
この馬券を千円買えば1億円!


話は続く
「以前俺が2万円を投じた馬、スタート直後その姿を見失った。
よく見たら遙か後方をパカパカ歩いていたんだ。
これには頭きた!
つまりスタートと同時に落馬したんだ。」


人が損をした話しのほうが面白い。


Mママの話。
94歳になる母親をマスターを連れて見舞に行ったとき、
殆ど眠りっぱなしの母親がMママを見て目を開けた。
お母さん、これが私の旦那さんよ。
すると老母が
「前の旦那はどうした?」と言ったそうだ。


つまりMママは離婚して今のマスターと再婚した。
母親は偉大なり。


写真小は居酒屋の猫の祈り。
そして最後の写真、ソファの下で夢の中で吠えているムック。
ウンウン。