寿命

osyousan2007-03-07



インターネットで5年前まで勤めていた会社の
OB会員不幸欄を開いていたら、見た名前がある。


28年前同じ職場で働いていたTさんの名前。
先月14日に亡くなっている。
同じ年である。


そんなに親しい間柄じゃないが、会えば必ず会話を交わす仲だった。
葬儀はT葬祭場で行われている。
そうだ、T葬祭場には元部下が働いている。


出勤してから携帯で電話した。
昔だったら私用電話も平気で会社の固定電話を使ったものだ。
今じゃ、携帯を持って廊下に出てかける。


久しぶりに聞く明るい声。
畑違いの職場で頑張っているようだ。
彼はTさんのことはよく分からなかった。
電話の終わりは「今度飲もう」であった。


60を過ぎると知ってる人がスーッといなくなる。
有名人も自分の周辺も..。


我々の10年くらい上だと、若いときに粗食で鍛えているから
長生きだが、我々以降は栄養過多・不摂生やストレスで
早く亡くなるのも多くなるだろう。
でもそれが寿命。



昼、ボスから誘われてHさんと3人で食事。
ビルのトンネル中銀通りの中間にある割烹。
今日の日替わり定食はカレイの餡かけ。
厚身のカレイが旨かった。



昼食後、銀行へ健康保険を払いに行く。
番号シートを持ってソファに座る。
いま処理している番号は101番。
私が102番だからすぐである。


思いの外、時間がかかる。
カウンターで窓口の女性行員と長時間話している
客がいる。
そのジーパンの尻から太股あたりにシミがある。


ありゃ、オシッコだ。
よく見たら50歳半ばのおばさん。
通帳を持って窓口の説明を聞いているが、目はうつろ。
痴呆症だろう。
ボケているとは言え、客商売だから粗末には扱えない。


気の利いたフロアー担当だったらローカウンターに誘導する。



帰り、伊勢丹の前に埼玉スタジアム行きのバスが止まっていた。
今晩、浦和レッズの国際試合があるようだ。
片道400円。



今日の写真もムック。
これはママの携帯写真である。