曽我梅林

osyousan2007-02-24






山歩き会で小田原市にある曽我梅林に行く。
上大井に、現地集合。
東京駅から国府津まで行き、御殿場線上大井駅までのルート。


快速アクティー小田原行きに乗り込みボックス席に座る。
列車が動き出すと、次の駅新橋に着く前にもう缶ビールをプシュッとあけた。
そしてママが作ってくれたオニギリをぱくつく。


私の前に座ったのは年輩のご婦人。
バックのから香典袋がのぞいていた。
これから葬式..。


ご婦人は横浜で下りた、入れ替えに座ったのはマスクをかけた青年。
R25という情報誌を読んでいる。


反対のボックスには膝の上にノートパソコンを乗せて
一心不乱に打ち込んでいる30代後半の女性がいた。
土曜日でも仕事?
まさにキャリアレディと言う感じ。


私はすでに缶ビールを空けて、さて2つ目を飲もうかと考えている。
おつまみは充分にある。
でも山登りの前にビール2缶はやりすぎではないか?
やめた。
そして国府津まで寝る。


国府津から御殿場線に乗り換え。
入線してきた車両に乗って空いている席を目指して
歩を早めた。
すると中年男性とタッチの差で勝った。
顔を見たら今日のメンバーFさんだった。


上大井駅に着いた。
二人でドアに向かう。
開かない...。
ドアは手動式だった。


駅に駅員がいない。
「どうぞキセルをやってちょうだい」という太っ腹商法。


出ると上大井駅開設50周年記念碑の前でKさんが座っていた。
後から来る小田急線グループとここで合流。
今日の参加は12名。


ここから曽我丘陵を上り、一駅手前の曽我梅林に下りる3時間のコース。
まず由緒ある了義寺にお参り。
お賽銭箱もない禅宗の寺。
大きな吊り鐘があった。
ここ吊りがねは無事のようだ。


鼻がムズムズしだした。
そしてクシャミを連発。
この近辺は相当花粉が飛んでいるぞ。


蜜柑畑がある。
軽四輪車が止まっていてその荷台が蜜柑売場になっていた。
一袋100円につい買ってしまう(写真)。
決して甘くないが喉の乾きには充分だった。


重たい雲が出てきて富士山は見えない。
天気が良ければ、この丘陵は富士山と相模湾が見える風光明媚なスポット。
見えればこんな感じ(写真)、残念なり。


富士山が見えなくても、気の置けない仲間と軽い話をしながら歩くのは楽しい。
後ろで、同僚が歌謡曲の作詞をしてお金が
入り人生を狂わせたという話をしている。
その歌は「なんとかサンバ」という題だとか。


その話題に入ろうと「それって白い蝶のサンバでしょ」と言ったが
「それじゃない」と入り口でピシャリ。
他にあったかなあ。
まさかマツケンサンバじゃあるまいし。


林間に猟犬がうごめいていた。
首に鈴をつけている。
その姿を見たら可愛いビーグル犬だった。
ビーグル犬には人一倍思い入れがある。
我が家でも17年間飼ったからだ。


やっと丘陵を下り梅林に入る。
すごい広さ、さすが関東の3大梅林である。
豪華な枝垂れ梅を発見。


おや、数年前にバス旅行で訪れた「○藤家」だった。
この民家は曽我では超有名である(写真)。
我がグループにも同じ名前の○藤さんがいる。
○藤さんは門の前にしゃがんでカメラを構えている。
そして自分の家の梅を映すような感じでシャッターを切っていた。


沢山の観光バスが止まっている売店がある。
ソフトクリームも売っている。
そしてトイレもある。
だから込んでいる。


○藤さんが「ここは梅の星のような女性が多いよ」と言う。
梅の星のような?
梅干しのような...それを言っちゃだめだよ。


駅の近くでも名物民家があった。
ピンクの梅に雀が沢山とまっていた。
この梅林は実用的(梅干し)な白梅が殆どで、たまにあるピンクや紅梅は目立つ。


帰りは小田急組と別れて東京方面へと向かう。
私達は5人で国府津始発の湘南ライン高崎線篭原行きに乗る。
東海道線高崎線が一本につながっているなんて..。


車内で缶ビールとワンカップを飲んでいい気持ち。
一眠りして乗り換えのため武蔵浦和で下りる。
そこで私の大好きな「王将」を発見。
当然、食べたのは餃子と中華飯。
それにしてもこの店の店員は美人が多いなあ。


3時間以上歩いて奇麗な梅を見て、朝から飲んだ一日だった。