刺青

osyousan2007-02-09



ボス、上司、同僚の5人で川越駅上のレストラン街にある中華店に入る。
私は味噌ラーメンと半チャーハンのセットを食べる。
イマイチパンチがない。
ラー油とお酢を入れて味を整えた。
もっとニンニクが入ってもいい。


ボスも同じ事をしていた。


今日はセミナー。
出席率60%。
こんなに天気がいいのに何故?


帰り、朝霞台の「○○水産」で軽く飲む。
軽く飲むと言うわけはNさんから、携帯にメールが入り
地元で飲もうと誘われていたからだ。
じゃあここで飲まなくてもいいのでは?
待ち合わせまで時間がたっぷりあるからだ。


地元の沖縄居酒屋「Me」で待ち合わせる。
戸を開けたら既にカウンターにNさんが座っていた。
お腹には食べ物が入っているので軽い「箱根駅伝」にした。
箱根駅伝とは「山かけ」のこと(写真)。


カウンターの一番奥にこの店の名物の歌姫がいた。
歌姫の選曲でNさんと、昔の歌をどんどん歌う。


職人刈りの中年男性が来た。
見たことがある。
そのうち職人の大学生の息子もやって来た。
この職人歌が上手い。


「5番街のメリー」なんてさらっと歌う。
思い出した。
職人とはこの店が駅の近くにあったときに話をしている。
あのときは甚平を着ていた。
そして腕に刺青を消した痕があった。


「昔、会いましたね。その時甚平から見えたんですが、
腕にチラッと刺青みたいなのが..」
と話してみた。
すると「あるよ、ほら」と背中いっぱいの刺青を見せてくれた。
この職人は下水工事屋。


「かっこいいですね」と言うと
「刺青は若気のいたりだよ、家族を泣かすよ」と笑う。
そして「背中いっぱいの刺青は夏は暑いし冬は寒いぞ、
皮膚の毛穴を潰しているので調節が出来ないんだ」と続ける。
すると隣にいた息子が「そんな話はするなよ」とオヤジを
たしなめた。


長男は明治大学で、次男は今年東京電気大学に入ったとか。


刺青男は私より一回り年下。
私が今年62歳だと言うと「えーっ、俺と同じくらいだと思った」と
嬉しいことを言う。


驚いたことに彼が生まれたのは私と同じ下町鐘淵だった。
奇遇である。