事実は小説より奇なり

osyousan2007-02-02





昨日、長兄から送ってもらった本「凶悪」を読み終えた。
一気に読んだ(写真)。
やっぱり実録は引き込まれる。
まだ最高裁は残っているが、その死刑囚が余罪を告白した珍しい事件。


事業が倒産して借金まみれの主(67)の殺害を、暴力団に依頼した家族。
死ねば保険金が入り借金は棒引きになる。
殺人鬼はアルコールで殺そうとウオッカ瓶を老人の口に押し込んだ。
殺害後車と共に農道に放置。
警察は病死、自殺と判断(家族がそう仕向けた)。
もう新聞テレビで報道されているから、周知しているだろう。


何故、刑が確定前に、死刑囚が告白したのか。
主犯である極悪な不動産ブローカーを許せなかった、というわけだ。


週刊新潮の記者が死刑囚の告白を取材したのは平成17年。
その過程で新潮45にも掲載。
平成17年だから司直の手が入ったのが1年もたっている。


今後まだまだ闇に埋もれた殺人事件が出てくるだろう。


事実は小説より奇なり、とは高橋圭三アナが言った言葉。
私は小説より実録、そしてエッセーのようなものが好きだ。



ママは絵手紙展の受付のため出かけた。
私はムックをリュックに入れて郵便局へ行く。
健康保険料の支払いのためだ。


犬を抱いているため控え目に、腰を低くしてカウンターに行った。
愛想がいい青年が受付。
「大人しいですね」とムックを撫でてくれた。
「すみません、犬を連れてきていいんですか?」
と聞いてみた。
「はい、結構ですよ」との答え。


その足で熱帯魚屋に寄る。
アルビノオスカーの蛍光灯が切れたから..。
60センチ水槽用の蛍光灯を買う。
ここでも「縫いぐるみみたいですね」とお世辞を言われた。
孫が言われたような喜び。


午後、図書館に本を返しに行く。
2冊返して3冊借りた。
ダイエーに入ってみる。
一階にはもうバレンタインコーナーが出来ていた。
2階から撮った写真がこれ(写真)。
客はいない。


蒲生駅前にパトカーが3台止まっていた。
事件?(写真小)
警察官が、電信柱に貼ってある街金の広告を剥がしていた。


この騒ぎに犬が吠えている。
よく見たら東武ストアの前につながれたビーグル犬だった。