毒入りカレー

osyousan2007-01-22




今日はお手伝いでセミナーの受付をやる。
それも地元の会場。
これは気楽である。
昼はボスを含めた4人で中華レストラン。


みんなは湯麺セット、私だけが五目蕎麦セットを注文。
3人の湯麺が早く来た。
当然、3人が食べ始めた。
目のやりばに困る。
同じものを頼めばよかったかな..ちょっと反省。


食事の後は喫茶店
これも4人一緒。
みんながホットコーヒー。
いつもならアイスコーヒーを頼むところだが、同じにした。


セミナーもあと20分で終わり。
そんな時間にドアが開いた。
そしてすぐに閉まった。
誰だろう?


ドアを開けると青年がオドオドした顔で立っていた。
「大分遅れてしまいましたが、せめて資料だけでもいただけませんか?」と言う。
会社名と本人の名前を聞いて資料を渡した。


会社に言われて参加するように言われたが、
資料だけ持って帰って誤魔化そう、
という魂胆かも知れない。
そんなことないか。


4時に開放された。
でも飲み行くには時間が早すぎる。
図書館に寄る。
すごい本を借りた。


「死刑判決は シルエット・ロマンス を聴きながら 」
 林眞須美


著者は、あの毒入りカレー事件の林眞須美である。


居酒屋「M」へ行く。
時間は5時、当然私が一番乗りである。
今日のお通しはイサキの刺身と数の子


20分くらいすると戸が開いてスナック「K」のチーフが顔を出した。
月曜日は「K」は休み。
彼とは27年前からの知り合い。
まあ、麻雀仲間である。


隣りに座り、暫し昔話に花が咲く。


今度はどっとおばさま達が入ってきた。
その数6人。
もう酔っている人もいる。
酔ったおばさまはウルサイ。


顔なじみの奥さんが20歳過ぎの息子と入ってきた。
飲み始めたら
「ママ、うちの旦那、だまって出てちゃった、」と告白。
この夫婦はよく二人で飲みに来ていた。
バス旅行も一緒。
外目には仲睦ましい夫婦だったが..。


何が起きたのだろう?


トロイカを食べてから、特製カレーをオーダーしようとしたが、
いつものオニギリにした。
林眞須美の顔が浮かんだ..。