山の仲間と忘年会

osyousan2006-12-13



朝、羽生に直行する。
東武羽生駅は、昨日利用した秩父線も交差している。
「羽生の宿」は天気予報に反して晴れていた。
有り難い。


今日は訪問先から車でお迎え来ることになっている。


駅で「今着きました、黒いカバンを持っています。」と電話を入れて時間を見計らって、ゆっくりと階段を降りた。
すると駅前で、ライトバンの運転手が身を乗り出して携帯電話をしている。
どうもお迎えの車らしい。
「黒いカバン..」という声が聞こえた。


「私です!」と手を挙げた。


運転手は事務服を着た中年の気の弱そうな男性。
「宜しくお願いします、今日はいい天気になりましたね。」と世間話から始めた。


会社に着いて応接室に案内されて待っていた。
すると先ほどの運転手が入ってきたのだ。
驚いた!
運転手は総務部長だった。
変なことは言わなかったかな?


久喜駅のオーブンフレッシュキッチンというファーストフードで昼食をとる。
パンを2個チョイスしてアイスコーヒーを注文。
今面接した内容をメモしながらパンをかじる(写真小)。


食後、JR改札に行く。
名刺入れがない!
名刺入れにはスイカが入っているのだ。
背広のポケットをさぐる。
その後はズボン。
そしてコート。


全てのポケットに手を入れたがない。
焦った。
今、出てきたばかりのファーストフードに戻り、
自分の歩いた跡を探す。


名刺入れには何が入っていたかな?
諦めかかった。
ふと、Yシャツのポケットを触った。
あった!


一人芝居をやっていた。
誰にも迷惑はかかっていないが、自分でバタバタした。


今日は山登り会の忘年会。
さいたま市から信濃町に出る。
山の仲間が21名も集まった。
今日の料理はカニエビである。
一人に1パイのズワイガニがあてがわれた。
その後は鍋。
こんな豪華な宴会はない。


このカニだけで充分時間がかかる。
みんなホジホジやっている。
リーダーの進行で順々に挨拶。
実に楽しい。


私の出番は、尾瀬の思い出にみんなで「夏の思い出」を合唱する
音頭であった。
歌の前に好き勝手なことを話した。
山の会で最大の思い出は、辛く楽しかった「苗場山」と
念願かなった「尾瀬」である。
両方とも一泊旅行であった。


あっと言う間に2時間半がたった。
地元駅に着いたのは10時過ぎ。


駐輪場まで歩いていると可愛い女性(中国)が「3千円でどうですか?」と笑顔で
近づいて来た。
ごめんね、そんな元気はない。