温泉

地震の夢を見た。
昨日の体験が見せたのだろう。
夢の中で赤いレンガのビルが崩れてすごい音。
現役時代の職場だった。

夢で見る恐怖は、現実に起きたときのショックを和らげるためだ、と言う人もいる。

ムックの散歩に出ると地面を眺めることが多い。
普通に歩いている人から比べると視点が違う。
蝉の亡骸を見て夏も終わりだなと感じたり、
ワンコの大きなウンチを見て飼い主のマナーを嘆いたりする。

でもたばこの吸殻はめっきり減った。
いいことだ。

夕方、緑道公園に行くと公衆便所のところに
緑の大きな紙が貼ってあった。
そばに行くと字が書いてある。
内容はこんなこと（デジカメで撮った原文のまま）
「この物所で自転車を盗み自転車台からカメラを盗んだ人、盗んだ人を見ている人がいます。必ず見つかるよ」

なんとか意味はわかるが、思いついたまま書いたのだろう。
読んでいて添削したくなる文章だ。
警察に届けたのかな？

テレ東「所さんのそこんところ」で温泉のことをやっていた。
先日、あるところで埼玉周辺に温泉や健康ランドが出来すぎだ、
お互いに客を奪い合ってる、と話題になったばかり。
関東平野では１，５００メート掘れば温泉が出てくる。
１メートル掘ると６万円だとか。

ＴＶでは自分んちの庭に温泉を掘った男性が出てきた。
男性の感想は「気持ちいいが家庭崩壊するからやめたほうがいい」だった。

１億円もかけて家庭風呂に温泉を引く贅沢は、必ず後悔するだろう。
温泉はたまに入るからいいのだ。

亡き父親が手術後、母と板室温泉に湯治に行ったことがある。
我々夫婦も迎えに行き１日投宿した。
ぬるい温泉に入ると老人達が自慢するように手術の傷あとを見せ合っていた。
温泉というと旅番組にあるような湯上りのご馳走を思い浮かべるが、
体の傷を癒す目的のあるのだ。