秋田の味噌
また電車が遅れた。
でも6分くらい。
それでも浦和に着いたら、猛ダッシュする通勤客がいる。
今日は10がつく日。
ということは高田屋のせいろ蕎麦が300円。
ボスと行く。
安いが旨さは変わらない。
昼は毎日蕎麦でもいいなあ。
帰りの駅の売店で夕刊紙の見出しを見た。
海上自衛隊員がスパイ容疑で事情聴取している最中に自殺、という。
その横に「亀田バトル、やくVsヤンキー先生」とある。
買ってしまった。
内容はたいしたことない。
自衛隊員は中国の「くの一」にやられた。
今年亡くなった元総理大臣の橋本竜太郎も、中国人女性に秘密を漏らしているとの報道があった(週刊誌)。
漫画家やくみつるとヤンキー先生こと義家弘介が
面と向かって激論を交わしているわけじゃない。
彼らの意見が記事で載っているだけ(期待はずれ)。
亀田は確かに礼儀知らずだが、反面魅力もある。
男はヤクザや自分の思うがままに生きる無頼に憧れるものだ。
実際、そんな生き方は出来ないからだ。
生ビールが飲みたくて帰りに居酒屋「Tちゃん」の暖簾をくぐる。
入り口の椅子に大猫タマが寝そべっていた。
カウンターに2組の中年カップルがいた。
それぞれ夫婦じゃない。
2組のカップルの間に座る。
生ビールと金目鯛の煮付け(写真)。
兜部分は特に骨の間の肉が旨い!
そのうち3月まで一緒だったNさんがやってきた。
彼が来るとカラオケが歌いやすい。
何しろカラオケ命の男。
独身の彼にこの店を教えたのは私。
以来、私より頻繁に顔を出している。
歌を歌うときのNさん楽しそうな顔(写真)。
あっと言う間にカウンター座敷ともに満席近い。
座敷には御馴染みの中年ソフトボールチームの面々7人。
彼らとは雀荘でも会う。
鉄火巻きを食べて2曲ばかり歌ってお先に店を出る。
Nさんは、お隣に美人客で有名なK美ちゃんがいるから
またビール(3本目)を追加して粘っている。
勘定を済ますと、S子ママがタッパーに
秋田の手作り味噌を入れてオミヤで持たせてくれた。
ありがたい。
これで作った味噌汁の味は絶品だ。