午前11時の新宿、34度。

osyousan2006-08-05





朝、ムックを自転車の籠に入れて土手に向かう。
前から自転車でやってきたおばちゃんがムックを見て笑っている。
よくあること。


すると私の顔を見て急にUターンした。
25年前にご近所だった人。
「あら、お久しぶり」というわけ。
道端で15分ほどお話をする。


もう暑くなり始めた土手に行く(写真)。
まだ6時20分である。
大きなゴールデン・レトリバーがやってきた。
穏やかなゴールデンは笑っているような顔。
ムックと鼻を付き合わせた。


離れ際、ムックがワンワン!と歯をむき出す。
「ダメ!」とリードを引っ張ったら転んだ。
何しろ2.8キロしかない。


家に戻り、足を洗うため小脇に抱えていたムックを
玄関のタイルの上に落としてしまった。
すると玄関マットで横になったまま、足が痛いと、立ち上がらない。
「あら、どうしたの?」とママが恐い顔。



別にキャンキャンと鳴いたわけじゃないが、
痛かったのだろう。
猫より小さな手足。


爺は心配した。
このままだったら医者につれていかなくてはならん。


でも、ものの5分で何にもなかったように歩き出した。
ホッとしたぞ。


今日は午後1時から池袋で麻雀。
ちょっと早めに家を出て新宿に寄る。
西口のアルタ前の広場に熱闘甲子園という幟が立っていた。
この場所で高校野球の番組をやるのかな。


ビルの壁面にあるシチズンの時計とダイキンの温度計を見ると
午前11時で34度だった。


この猛暑の中、歌舞伎町のコマ劇場まで歩く。
黒いスーツをだらしなく着た若い男が、道を行く女性に声をかけている。
風俗のスカウトか?
こんな不潔な男に引っかかる女子がいる。


コマ劇場の前は行列。
ほとんどが男性(写真)。
ハガキ大の写真を持っている。
「ミュージカル・リボンの騎士」をやっているようだ。


リボンの騎士といえば手塚治虫の漫画。
ファンはみんなオタクと呼ばれている男性?
我々老人が知らない別の世界である。


まだ時間があるので「日高屋」に入る。
ここで「おつかれセット」というものを注文。
生ビールと餃子で500円(写真小)。
暑い中を歩いたので生ビールが飲みたくなっただけ。


20分で食べ終えて三越前にある紀伊国屋書店を覗く。
ここは新宿の待ち合わせ場所で有名。
紀伊国屋といえば社長の田辺茂一を思い出す。
一昔、文化人としてよくテレビに出ていた。


新宿から山の手線で池袋に出る。
同じ繁華街でもまるっきり町並みが違う。
サンシャイン通りはすごい人(写真)。


今日の戦場はビックカメラ横の雀荘「Sクラブ」。
この雀荘はいつも込んでいる。
今日も7組の老人がいた。
本当に若い人はいない。


午後1時スタートで9時半までやる。
私の一人勝ちだった。
まあ、一番勝ったのは雀荘だが..。


埼京線に乗る。
だがこれは大変。
近辺の数箇所で花火大会があったようだ。
私が乗ったのが、花火を見終えて帰る時間帯だった。


満員電車。
それも周囲は浴衣の若い女性ばかり。
みんな可愛い。


ドアに引っ付いている真っ黒な海水浴帰りの女性4人組もいた。
少々のどぎつい化粧は見慣れているが、
黄、赤、緑の原色で細く編んでいる髪の毛には驚く。
これは目立つ。


デジカメに撮りたいくらいだ。


地元駅でまた「香港亭」に行く。
だが営業時間が終わっていた。


そこで一駅戻り、「珍来」でマーボー定食を食べる。
ここなら午前1までやっている。