水元公園
朝、5時10分にムックと家を出る。
今日は都立公園の水元公園に向かう。
昔から好きな公園。
朝とはいえ路駐は出来ない。
民間取締りは厳しい。
公園の広い駐車場隅に止める。
平日の朝6時、さすがに人は少ない。
そこでムックはリードなしで散歩。
水辺に出ると鴨が泳いでいた(写真)。
人間、水を見ると癒される。
小川で四手網を入れている人がいる。
そばに行くと小さなタナゴを獲っていた。
「獲って水槽に入れるのですか?」
「そう、綺麗だよ、ほら、オスは目が赤いよ」
40代の男性、赤銅色に焼けた顔で話してくれた。
高い杉の林に入る。
その中央にシートを敷いて横になる。
ムックはリードに長い紐をつけて放す。
携帯ラジオからラジオ体操の音楽が流れる。
今日は和歌山から中継。
缶ビールをプシュッと開ける。
そして途中のコンビにで買ってきたカレーパンを食べる。
ありがたいことに蚊はいない。
周囲に雑草はない。
林の外の明るい光がいい。
蝉の鳴く音が一つの集合音になっている。
そばの大木に羽化したばかりの油蝉がいた(写真小)。
仰向けになってウトウトした。
遠くで散歩している人の話し声。
ほとんどがお年寄り。
こうやって林の中に2時間いた。
外に出て、メイン通りを行くとシーズ、レトリバーなど5匹のグループと会う。
飼い主の一人(女性)がムックを触って「あら、ミンクみたい、あなた触ってみて」と嬉しいことを言ってくれた。
駐車場を出るとき料金は500円。
2時間半で?
ちょっと高いなあ。
走り始めたが暑い。
クーラーを入れてるのに..。
ムックは赤い舌を出してハアハア。
よく見たらエアコンのスイッチが入ってなかった(当たり前)。
これで半日つぶす。
4時過ぎNHKのBSでチャップリンの「ライムライト」を観た。
喜劇王がシリアスなストリーをつくった。
実に良くできている。
チャップリンの相棒にあのバスター・キートンが出ていた。
日本の有名な喜劇人益田喜頓は、この名前からとった。
喜劇といえば、今日は寅さん渥美清の命日である。