鬼子母神の朝顔

osyousan2006-07-07




入谷に着いたのは6時ちょっと前。
車を路地に止める。
駐車違反が民間に委託されたので止める場所には注意を払う。


そこから入谷鬼子母神まで歩く。
朝顔市は6日から始まっている。
各ヨシズには続々と朝顔の鉢が運び込まれてくる。
でも店員はみんな眠そうである。


夜は、勤め帰りの人や若いカップルが繰り出す。
だから夜のほうが浴衣の女性が見られる。
昨晩も遅くまでやっていたのだろう。
椅子に座って寝ている店員もいる。


でも朝顔を本気で求める人は早朝に訪れる。
何しろ現実に咲いている花が確認できる。


江戸川の鹿骨の畑から今朝届いたばかりだよ、という店で買う。(写真)


3鉢買ってすぐにとんぼ返り。
その足で実家に行く。
亡くなった母親が朝顔を好きだった。
朝顔(白曜)の鉢を仏壇に供える。
線香を立てて鐘を2回叩く。
その音色が実にいい。


兄がゴルフで不在。
義姉から朝ごはんをご馳走になる。
帰りにはまた野菜をいただく。
特に紫蘇の葉を沢山。


ビールを飲んだわけじゃないのに運転していて睡魔が襲う。
やっぱりムックをつれてくればよかったかな。
頬をパン!パン!と叩いた。


家に戻り、今度はママと近所のBさんを
駅まで送る。
今回は、新橋演舞場で観劇。


送った帰りに婿さんの実家に寄り朝顔を一鉢置いていく。


そして信用金庫の後、セブンイレブンでPCのウイルス契約の払い込み。
ムックと一緒に、駅、婿さんの実家、信金セブンイレブンとぐるっと回った。


今月後半にあるセミナーのおさらいをやろうと2階にあがる。
ムックもついてくる。
ベランダのカーテンを開けると外に出ようとしたムックが突進。
だが網戸がある。
「キャン」と小さく叫んで跳ね返った。


セミナーのテープを10分聞いている間にソファで寝てしまった。


起きると昼。
さて、インスタントラーメンでもと思ったら肝心の長ネギがない。
スパーマルヤまで自転車を走らす。
ついでにキャベツともやしを買う。


野菜たっぷりのインスタントを食べる。
満足、満足。


午後、カンガルーだっこにムックを入れて土手まで。
流通団地手前で車から手が出て挨拶された。
よく見たら婿さんのお母さんだった。
相変わらず元気である。


元荒川の土手に出る。
川辺にある大木の下で横になる。
ムックを長い紐でつなぎ自由に遊ばせる。
首筋が痒い。
手で払うと毛虫だった。
大木から落ちてきたアメリカシロヒトリ
ママだったら飛び上がるところ。
害虫だが人間に危害はない。


夕方、居酒屋「M」に行く。
今日は居酒屋寄席の申し込みに行かなくてはならない、と思っていた。
戸を開けるとカウンターにMーちゃんがいた。
こんな早い時間に会えるなんて珍しい。
M−ちゃんは我がブログの愛読者である。


よく読んでいてくれて最近イニシャルが実名になっているね、と指摘された。
そうそう実名が確かに多くなった。
でも悪口じゃないものはいいかな、と思っている。


M−ちゃんとEさんとで私の噂をしていたそうだ。
不思議なり。
噂をすると本人が現れる。


M−ちゃんにマスターが「たまには奥さんも連れてくればいいのに」と水を向ける。
「奥さんは酒は悪魔の水だと信じてるからダメ」と答えた。
M−ちゃんの酔い方が悪魔?


左隣のEさんとはサッカーの話。
Eさんの解説はかなり詳しい。
なるほど、と頷くばかり。
今回のW杯の見方が変わったぞ。


常連が帰ると最後は私一人になった。
お握りを食べ終わったが帰りずらい。
するとマスターが「気を使わないでいいですよ」と言葉をかけてくれた。
また9時過ぎになると波が来るらしい。


勘定と、神田すみれさんの居酒屋寄席の券を買って外に出る。


鼻歌を歌いながら自転車で帰る。
空き地ではもう虫の音が聞こえる。
この声が聞こえると夏が短い。
あっと言う間に秋になるのだ。
でもまだ7月初めだぜ..。