ナカッタことに できないの?

osyousan2006-07-04


中田英寿のサッカー引退のニュースは日本国のみならず
世界を駆け巡った。
ホームページ、中田ドット・コムを読んだ。
「新たなる自分探しの旅に出たい」
「ボールに対する瑞々しい感情が失われていった。」
正直な気持ちだろう。
本当にいい文章を書くね。


5時に起きて30分、ムックと散歩。
緑道公園の用水で、お隣のAさんが釣り糸をたれていた。
Aさんは既に隠居の身。
趣味の写真はセミプロ。
また花火の写真が「日本写真展」に入賞した。
銀座の富士フォトサロンで7/7から13まで展示されているらしい。


朝露に濡れたトンボが羽を休めていた。


昼、「日高屋」で冷やし中華と半チャーハンを食べる。
一人掛けの席は格子越しに前の人の顔が見える。
留置場の面会席みたいである。
冷やし中華黒酢血液サラサラになりそう。
少な目のチャーハンもいい。
720円では、合格!(写真小)


夕方から今日も雨が降りそうな空。
昨日は秋津で飲んでいて地元が夕立だったのを知らなかった。
同じ職場のHさんに聞いたら、駅で30分も雨が上がるのを待っていたそうだ。
こんな話を聞くと嬉しくなっちゃう。
夕立は居酒屋で雨宿りに限る。


武蔵野線に乗る時間、雨は降っていない。
車中、隣のオバチャン(65歳くらい)が熱心に本を読んでいる。
何気なく本を覗くと「業務起因性自殺に至るプロセス」という図が目に入った。
おや、深刻な本を読んでるな。
本の題は「本人と家族のためのうつの本」。


2駅も走るとオバチャンは暗い本をバックにしまった。
そして代わりにブリーフケースを出す。
出したのは中田ドット・コム。
パソコンで印刷したものを読み出した。
このオバチャン、一味違う。
「中田、残念ですね」と話しかけようとしたら、我が駅に到着しちゃった。


マスコミにゴマを摺らない中田、どの国に行っても現地の言葉で堂々と
挨拶できる中田、自分が主張できる独自の中田ファッション、
オジサンは好きな若者だった。

川柳を披露、
「辞めちゃうの ナカッタことに できないの?」 osyousan。



写真は私が座る椅子を枕に寝ているムック。