セミナーの司会
昼は職場の3人と「高田屋」で蕎麦。
今日は何とせいろが300円。安っ!
それでこの旨さ。
聞いたら10のつく日はサービスデー。
大盛りでも500円。
昼からホテルで我が職場が主催するセミナー。
移動するために、駅まで行くと先ほど行った「高田屋」の
店長が駅前で幟を立ててPR活動。
これだけ一生懸命やっていると応援したくなる。
今回のセミナーは私が司会進行役を勤める。
ぞくぞくと客が集まると緊張が高まってくる。
申込人数は約170名。
開会5分前に「携帯電話のマナーモード設定を..」と
お願いをするが、第一声が出てこない。
やっと出た声は枯れていた。
お偉い先生の講演が始まった。
司会席から見るとすぐに寝てしまう人もいる。
「すぐ寝るために来たの?」
と聞けば、
多分「会社で上から言われたから..。」と言うだろう。
現役時代は年に4回はセミナーみたいなのに出ていた。
その時は聞く側。
だから講演者から見にくいところに席をとって半分は寝ていた。
でも今日は主催者側。
大変な違いである。
どんなに端っこで寝ていても正面からは丸見えである。
おっと、我が社のボスも腕組みして眠っている!
講演会から職場に戻らず直接帰路につく。
電車の中は学校帰りの学生達で込んでいた。
私のすぐ前に耳に指を突っ込んでいる青年がいた。
動きが普通じゃない。
多分障害者だろう。
その彼がクルッとこっちを向いた。
背が私と同じくらいで顔が10センチのところにある。
耳から指を抜くと「交通局!交通局!」と大きな声。
ちょっとビビツた。
でも込んでいるから避けることは出来ない。
目をつぶった。
居酒屋「M」に着く。
戸を開けたらカウンターに座っていたのはマスターとママ。
私が一番乗り。
白髪の品のいい老人とやってきたのは、踊りが趣味のSちゃん。
老人はダンナ。
Sちゃん、足が悪くなったので踊りはやめると言い出した。
年をとると膝が悪い女性が増える。
大分前、NHKの「ためしてガッテン」で膝の痛みを解消させる
運動をやっていた。
膝が痛くて歩けないような女性が、この運動をやると数ヶ月で
歩けるようになる。
ちょっと感動した。
NHKだから嘘は放送しない。
Sちゃんからカボチャの一夜漬けが回ってきた。
珍味である。
ガラッと戸が開いてIちゃん登場。
また会った。
と言うよりIちゃんは毎日来ているのだから会うのは当たり前。
Iちゃんの定番は鯨の生姜焼き。
マスターが「ホンダワラ神馬藻塩」の袋を見せる。
これは3千円もする高価な塩。
すると「これは○○市で制作したんだね」と袋の細かい字を読むIちゃん。
私じゃとても読めない字である。
Iちゃんは、昨年白内障を手術している。
すごい回復力だ。
医学の力は年々進歩しているのだ。
店の中に講談師神田すみれのポスターがある。
今年の夏も居酒屋寄席があるようだ。
すみれ師匠はNHKにも出演するほどの売れっ子。
寄席を演じる場所は広いカラオケスナック「H」でやるそうだ。
その「H」のママも毎晩ここに来て軽い夕食をとる。
Hママからカラッと揚げた桜エビが差し入れ。
私が今日Mで食べたものは、お通しタコの刺身、豆腐キムチ、
焼き魚アジ、コロッケ、差し入れのカボチャの一夜漬けと
桜エビの唐揚げ。
家に帰ると団扇に描いたママの作品があった(写真)。
今日の絵手紙教室での作品。
その横に近所で頂いたさくらんぼ(写真小)。
これを2パックも..。
明日は休み。