短い雨宿り

osyousan2006-05-30



出勤前に一仕事。
娘の部屋にある高さ50センチくらいのタンス。
処分を考えていたら、近所で貰い手があった。
そこで緩くなった接続部分をボンドで接着した。


壊して市役所所に持って行かれる運命だったのが、
またタンスとして使われる。
それもご主人様は若いお嬢さん。
タンス君、喜んでいるだろう。


今日は電話当番、そしてお茶片づけ当番。
だから昼食は1時からだ。
北前蕎麦の「高田屋」に行く。
ざる蕎麦を注文したら、店長が「せいろじゃなくていいですね、海苔が乗っているのでいいですか?」と聞く。
「せいろとざる蕎麦の差は海苔だけですか?じゃあ50円安いせいろにして」と注文を変えた。


麻雀では一晩で数万円負けるくせに妙にせこい。


ここの蕎麦はほんまに旨い。
本物のワサビがついているのだ(写真)。


お茶の片づけ当番で5時過ぎに湯沸かし場にいた。
我が職場では仕事に男女の差はない。
だから客が来ると当番の男性がお茶も出す。
出されたほうは迷惑?


洗った茶器を職場に持って帰ってきた。
そこで気がついた。
茶がらを入れる容器の蓋がない。
元々なかったのか?


また湯沸かし場に戻る。
そこには他の会社の女性がいた。
我が職場は共同ビルにある。
頭を掻きながら「茶がら入れの蓋なかったですか?
と聞いた。
「あら、今来たばかりですが、ないようですよ」と
美女が答える。


また戻る。
おかしいなあ?
もう美女はいないだろうと5分後にまた湯沸かし場に行く。
そしてゴミバケツの中を探した。
捨てられた枯れ花の間に蓋があった!
茶がらを捨てたときに一緒に蓋も捨てたのだ。


最近、捜し物が多い。


帰るときゴロゴロと空が鳴いている。そしてポツポツやってきた。
武蔵野線南浦和ホームに立つと雨はかなり強く降り始めた。
地元駅に下りるとゴロゴロとまた鳴る。
傘はない。
駅裏にある大衆酒場「S」で、雨宿りをすることにした。


昔、夕立で電車が止まったことがある。
そこで町屋で途中下車して初めての割烹に入った。
そこで食べた初鰹が旨かった。
紫陽花の花が皿に添えてあった。
そんな食にからむ思い出。
B型は食べ物にうるさいのだ。


今度は「S」の話。
奥の座敷に5人がいたが、長いカウンターには4人しかいない。
ここは駅に近いので乗り換え客が多い。
時間が早いので客はこの程度。


年寄り客がオバチャンとの会話を楽しんでいる。
この店の人気オバチャンは60過ぎの
加藤治子タイプ。
自分の家庭のことを開けっぴろげに話している。


生ビールとしめ鯖を注文。
これがすっぱい、失敗した。
その後はコロッケ。
この時期、知らない店では生もの食べない。
食当たりに注意。


レモンサワーを飲んで外を見ると雨はあがっていた。
もうここには用はない。
お勘定をして外に出る。
まだ薄暮
雲が切れてちょっと明るい空が見えた。(写真小)