高崎で結婚式

osyousan2006-05-27





夫婦で結婚式に招待された。
大宮から2階建新幹線で高崎まで行く。
運賃と特急券が同じくらい。
新幹線利用は、まさに時間を金で買うようなものだ。


高崎から両毛線で3ツ目の新前橋まで。
小さな駅である。
そこに平成の三四郎がいた!(写真)
そう柔道で金メダルをとった古賀稔彦である。
携帯電話を片手に階段を下りていった。
がっちりしているが背は高くない、と言うより低い。
なるほどだから背負い投げが得意なんだ!


式まで時間があるので、駅の下にある蕎麦屋でタヌキ蕎麦を食べる。
60近い金髪のおばちゃんが客担当だった。


駅前からタクシーに乗る。
愛想のない年老いた運転手。
教会の名前を告げたがピンと来ないようだ。
招待状の地図を見せたらやっと分かった。
おいおい大丈夫か?
だが、埼玉から来たと言うと、我が町をよく知っていた。
昔、池袋で不動産屋をやていたと言う。


我々夫婦は教会での式から参加。
神父さんは外人。
英語と日本語を交えたお話。
バックのステンドグラスが綺麗だ。
ただご両家の1歳から2歳くらいの赤ちゃん(3人いる)の声が気になる。
赤ちゃんの甲高い声で、神父の有り難いお話が聞こえない。


式が終わるといい具合に小雨も上がっていた。
階段の両側に並んでフラワーシャワー。
階段下に仕掛けられたシャボン玉製造器から泡が吹き出す。


披露宴は3時から6時まで。
我々夫婦は新郎新婦の正面テーブルに座る。
私の隣りには新婦の高校時代の恩師の席。
幸い私に挨拶のご指名はなかった。


新婦の主賓の方、予定してなかったと見え、
しどろもどろで1分もしないで終わった。
こんな挨拶は初めて見た。
行き違いか?


新婦の友人という女性が思い出を披露しながら、
ピアノを弾き語り。
見たことがある。
彼女の渾名を聞いて思い出した。
昔、新婦と3人で西日暮里の「牛角」で
焼き肉を食べたことがあった。


トイレに行くと新郎とばったり。
ここで元上司としてお祝いを述べる。


最後に仕掛けられた新婦から両親への感謝の言葉。
これには泣けた。
涙がポロポロ。
照明を暗くしていたので顎を伝う涙をそのままにしていた。


全体にとてもいい披露宴だった。
これが終わると若い者が中心の2次会がある。
我々はそんなエネルギーはないので失礼する。


タクシーで新前橋まで行き快速上野行きに乗る。
帰りは新幹線は使わず。
南浦和武蔵野線に乗る。
するとママが私をつつく。
同じ車両にあのしどろもどろ主賓がいたのだ。
そして同じ駅で下りた。
これには驚き。


9時近くに我が家に戻る。
ムックは相変わらず餌を食べないで待っていた。
そして一通りの喜び行動が終わると、お茶碗のドッグフードを
食べ始めた。うーん可愛い!