携帯紛失、大騒ぎ!

osyousan2006-05-26



朝、出勤する時に携帯電話がないのに気がついた。
一通り探したがない。
時間がないので携帯なしで出勤。


電車の中で記憶を辿る。
ムックと元荒川の土手に行ったときは
カンガルーだっこのポケットに入れた。


昼食に「珍来」に行った時もあった。
その後、調節池でエビを獲った時にも持っていった。
じゃあ、どこで?


PCの後ろに落ちたのか、調節池に行った車の中にあるのか?


職場から携帯に電話した。
ちゃんとコールされている。
そして誰も出ない。
と言うことは壊れていないこと。
そして他人に拾われていないこと。


昼、つけ麺亭でカツ胡麻定食を食べる(写真)。
この値段(650円)じゃあ、上出来である。


ママに電話しようと公衆電話を探す。
探すとないものだ。
ヨーカードウの中にあった。
ママに家の中を探して貰うことにした。


一杯飲んで帰る予定だったが携帯紛失事件が起きたので真っ直ぐ帰る。
陸橋下でママとムックに会う。
ママは色々探してくれたようだ。
元荒川の土手を紛失した携帯に電話しながら歩いたそうだ。
それでもない。
最終的には警察に届けて、電話会社に紛失届けを出すしかない。


消去法にして、車の中、家の中には絶対ないと判明。
携帯に電話しながら探すのだから、どんな狭いところでもあれば音がする。
「珍来」にも携帯の落とし物がないか聞いた。


そこで調節池に行くことにした。
6時を過ぎているがまだ明るい。
すり鉢の底に池がある。
広大な草原を借りてきたママの携帯で私の電話番号にコールしながら探す。
昨日歩いたところを思い出しながら..。


湿原でスニーカーが濡れる。
途中で娘から「あった?」と心配したメールが入った。
ママが娘にも知らせたらしい。
すっかり薄暗くなり諦めたかけた時、老人の弱い聴力が着信らしき音をとらえた。
それも非常に小さい鐘の音。


そっちに行く。
すると池の淵に白く輝く金属があった。
これは感激である。
可哀相に私の携帯は、一昼夜、この淵にいたのだ。
例えは悪いかも知れないが九州で幼い子供がひき逃げに会い、
重傷のまま林道に置き去りされたことを思い出した。


その事件では捜索隊が暗くなったので明日にしようと引き上げ掛けたが
もうちょっと探そうと粘り、実の兄が弟の横たわった姿を発見したのだ。


私の携帯もあとわずかで置き去りにされ携帯機能を剥奪されるところだった。
ごめんなさい。


すり鉢の底からママに「あったぞー!」と電話。
すり鉢の上で、学校帰りの高校生が奇声を発した年寄りを見ていた。
「とったどー!」はお笑いの浜口優だ。


夜、私服に着替えて居酒屋「D」に行く。
カウンターでママが夜食をとっている。
7時なのに客がいないのは珍しい。
キムチ奴を注文。
ママがカウンターに出てきて私の話し相手をしてくれる。
私としては余り構われないほうがいい。
その後、明太じゃがバター。


2階からマスターが下りてきて「これから仕事じゃ」と
言って出ていく。
マスターはタクシーの運転手。
これから朝までの仕事、ごくろうさん。


写真は昨日から水槽の住人になったエビ。
種類はミナミヌマエビなのか藻エビなにか分かりません。