重たい休み開け、藪蕎麦を食す。

osyousan2006-05-08



朝から霧雨。
GM開けの重たい気持ちを代弁しているような天気。
現役バリバリのサラリーマンは仕事が溜まっているいるだろう。
新人の爺もそうだ。


昼、玉蔵院の横にある蕎麦屋に入る。
ここには2回来ているが2回ともシャッターが閉まっていた。
今日はやっている。
手打ちの藪蕎麦。
上野の本店から暖簾分けしたから
「分上野藪」という店名。


ランチメニューの蕎麦定食を注文する。
後から来た女性がせいろ定食を頼んだのを聞いて
再びメニューを見た。
せいろのほうが良かったかな?


出てきた料理を見比べて、これで正解だったと頷く。


せいろ定食は盛り蕎麦におにぎり2個。


私が選んだ蕎麦定食は、少な目の盛り蕎麦と天麩羅、そして白米とブツ刺身4切れ。
休みだったらこれに生ビールを飲みたい。
このセットが出てきたら、一般的にはまず蕎麦をツルツルと食べる。
蕎麦を空にしたら天麩羅と刺身、そしてご飯といくだろう。


今日の私は違う。
蕎麦につゆに薬味を入れてまず箸で3回摘んでツルツル。
その後は刺身とご飯。
天麩羅は熱いうち天つゆにつけてパリパリ。
また蕎麦をツルツル。
それぞれの味を楽しむ。

蕎麦をたいらげた後、まだ白米が残っていたので、
天つゆをご飯の上にかけてサクサクと食べた。
仕上げは鉄瓶で持ってきたそば湯を飲む。


昼に、こんな旨いものを食べたのは久々。
写真に撮ったが旨そうに見えないので没。


夕方、職場を出る頃にはまた雨が降っていた。


南浦和のホームで同僚のHさんと会う。
彼は今同じ職場で働いている。
大分先に出たのだが、電車が来なかったのだろう。
疲れた顔をしてベンチに座っていた。


お互いに慣れない仕事で疲れているのだ。
この年になって勉強するとは思わなかったぞ。
有り難いものだ。


帰りも霧雨の中、自転車をこぐ。
玄関でムックの出迎えに心が和む。


夕飯に朝どりの小茄子の漬け物を食べる(写真小)。
これは3兄が好物である。
実家で集まると決まって買ってくる。
小さい頃、母がつけた茄子を思い出すとか。


年をとると小さい頃を思い出すことが多くなる。
呼んでいるのかな?


写真は、朝、私が出かけるときソファに寝ころんでいるムック。
可愛い顔、とは言えない。