薄日射す生藤山で富士山、そして桜。

osyousan2006-04-22



今日は、山登りの日。
行き先は奥多摩と神奈川県の境にある「生藤山(ショウトウサン)」


4時半に起きる。
どうやらいい天気みたいだ。
ママにオニギリを作ってもらい
5時30分の電車に乗る。


埼京線に乗り換える。
車窓を雪を被った富士山が見え隠れして付いてくる。


新宿には6時半に到着。
京王線は7時発。
余裕があるので西口を歩く(写真小)。
東口に抜けるガード周辺は昔ながらの
飲み屋横町。
焼き鳥横町、思い出横町も静まり返っている。


その中で赤提灯の店がまだやっていた。

表通りでは牛丼家やカレー屋が24時間営業。


京王線ホームでリーダー一行と合流。
八王子駅で下りバスに並ぶ。
もう長蛇の列。
ここでメンバー9人全員が揃う。


陣馬山下で下り、緩やかな舗装道路を3キロほど登る。
そして茶屋に着くと、本格的な山道に入る。
これが長い。
尾根道だがアップダウンが多い。

尾根道を「オネエの道と思って!」と
Yさんが洒落。
そのうち綺麗なオネエさんが沢山やってきた。
昔のオネエさん達は元気である。


視界がきく場所で徐にデジカメを出したら画面が真っ暗。
えっ!バッテーリーがきかない。
新宿で撮った時には充分にあったのに..。
これはショックだった。


原因をあれこれ考えた。
同じようなことが1,2日前にもあった。
その時もバッテーリーが残っているはずなのに真っ暗になった。
迂闊だったスペアを持ってこなかったのだ。
反省しきり。
落ち込んで下を向いて歩く。


こんな時に、富士山が綺麗に見える。
薄曇りだが、真っ白な富士が大きく姿を現した。
下の方は黒くギザギザになっている絵で見る富士山だ。
そのギザギザが山崎拓の生え際みたいだ。
ちょっと例えが悪かったかな?


3時間歩いてヘトヘトになって生藤山の頂上に着いた。
990メートルの頂上は狭い。
そこに水が入ったドラム缶が4本くらい置いてある。
防火用水と書いてある。
頂上に防火用水がある山なんてはじめてだ。


狭い頂上で待望の昼食、そして待望のビール。
あっと言う間に登山者が集まってくる。
中にはリュックを背負っていない一団も現れた。
余裕のある場所で朝食を食べて手ぶらで頂上に登ったのだ。


下山は緩やかな峠道。
途中から林道になり、そこを抜けると前面が淡いピンク。
驚いた。
四方に桜が咲いている。
満開に近い。
覚えたばかりの携帯で写真を撮る(写真)。
ちょっと色合いが...。


先ほどリュックなしで来た団体はここで宴会をやっていた。
中にはスパゲティを茹でているパーティもあった。


林道にしゃがみ込んで写真を撮っている夫婦がいた。
可憐な花、イカリ草を見つけたようだ。
その前には山の斜面にいくつものカタクリの花が咲いていた。


山を下りるとバス停まで山里を歩く。
私は登山した後に山里を歩くのが大好きである。
田園に花が咲き、鳥が鳴く。
もう厳しい山に登らなくてもいい、という安堵感がプラス。


石楯尾神社からはタクシーで上野原駅まで。


駅前のラーメン屋に入りリーダーを中心に反省会。
餃子と野菜炒め、それと煮込みを食べ、
生ビール2杯とウーロンハイ(私の場合)。


すっかりいい気持ちになった6人は(3人は2台先の電車で帰る)、
4時39分発の立川行きに乗る。
私とリーダーが座ったボックス席には中年の女性が2人。
彼女らも山歩きのようだ。
酒が入ってるので気楽に会話。
リーダが残っていたワインを出す。
私はリュックからスモークウインナーを出した。


立川から西国分寺まで行き武蔵野線
当然、座ってグーグー寝た。


すでに充分飲んでいるのに、地元の居酒屋「M」に寄る。
5月にあるゴルフコンペの馬券を買うためだ。
カウンターには病院食会社の重役Tさんと都の職員Oさんがいた。
後ろには真っ赤なシャツを着た氷屋Oちゃん。
そして昔のお嬢さんの団体が6人いた。
ここで1時間、だべって家に帰る。
明日、足が痛いだろうなあ。